ヒッチコックの映画「裏窓」をボードゲーム化。
IPものを多く手掛けるプロスペロ・ホール作。
原作を見たことないのだが、「ケガをして暇な主人公が隣のアパートの住人たちの様子をのぞき見するうちに、殺人の匂いを感じて捜査し始める」っていう映画みたい。
ゲームでは、1人が監督役、他が出演者となる。
基本的には協力ゲーム。(そうじゃない場合は後述)
監督は、4つの部屋の住人と特徴を知っていて、これを出演者に伝える。
「ミステリウム」みたいに、カードを各部屋に2枚ずつ配置することで、正解に導いていく。
手札8枚を8スロットに配置なので、ミスリードしてしまいそうなカードを2枚まで裏向きで配置できる。
4日間(ラウンド)の間に、正解を出せればプレイヤーの勝ち!
と、ここまでなら、普通のゲームなのだが、正解に「殺人」の特徴が配置されると監督 vs 出演者の対決ゲームとなる。
出演者の目標は変わらず、住人と特徴を当てることなのだが、殺人の特徴を当てるのがマストとなる代わりに他を1つ外してもOKとなる。
監督は、殺人を当てられずに「他の要素を6個以上当ててもらう」ことが目標となる。
この対決形式になる確率は3割と低めなのだが、出演者側には「もしかしたら騙されてるのかも・・・」っていう猜疑心が常に付きまとう!
ちょっとスマートさには欠けるけど、他に無い独特な感覚があるゲーム。