Skip to content →

ビバレッジ(新版)

BEVERAGE

評価:6/10

同人ゲームの商品版。
Tabletop Simulatorでプレイ。

同人版との大きな違いは
・ゲーム開始時に10金持って、それでワーカーや後入札トークンを購入できるようになった。
・スタジアムの構成がランダムになり、接続グループ得点が追加。
・最大ラウンド数が8→7に。
・各アクションの初手にボーナスが付いた。(早い手番を取りに行くメリットが出来た)
・市場カードの大体の額が裏からわかるようになった。
・市場カードの中にもう1枚の市場カードもろとも捨て札になる「-MAX」カードが追加された。
・ゲーム終了時の持ち金マジョリティ得点の追加。
・販売フェイズ後手番の得点がゲーム終了加算に。(ゲーム中の税金が増えない)
あたりだろうか。

同人版も1回しか遊んでいないので、プレイ感の違いは比較できないのだが・・・
そこまで劇的な変化はない気がする。

気になったのは市場カードが裏面と「-MAX」カードの存在。
これによって、「-MAXが出ると+2金ぐらい、出ないと+12金ぐらい」みたいな2択に思考が集約されてしまう。
同人版の裏面から額がわからず、「-MAX」カード無しぐらいの方が、読み合いにブレが出て良い気がするのだが・・・どうだろうか。

ゲームとしては非常にシャープでシビアな経済ゲーム。
個人的には、この尖りぐあいは嫌いじゃないんだけど、万人に向けて売り出すには、ちょっとシャープ過ぎな気もする・・・
幅を持たせるとプレイ感がぼやけてしまうだろうってのは想像に難くないが・・・そこに切り込んで欲しかった。

Published in ボードゲーム