イタリアのボマルツォにある怪物公園が舞台。
「ポーション・エクスプロージョン」のデザイナー。
ベースシステムはワーカープレイスメント。
同じマスに別のプレイヤーも入れるタイプだが、起動コストはアクションマスに置かれ、それが次に駒を置くプレイヤーの起動コストになってしまう。
2人目までは、そこまで変化がないのだが、3人目以降はかなり高コストになってしまう。
アクションの1つに、マスに配置されたコストを取り除いて自分のものにするアクションがあって、それによって、1人目よりも2人目の方がコストが低くなることもあったりして、そこら辺のやりとりが面白い。
あと、最大の特徴は、最終得点計算の仕組み。
8種類の得点形式があり、全てが「○○を一番多く持っているプレイヤーが〇点」っていうマジョリティ得点。
各得点形式の得点が、ゲーム中に仕込まれるカードの値によってランキング的に決まる。
マジョリティを取るだけじゃなくて、その得点形式を押し上げる必要があるのが面白い。
上位グループの得点形式は2位にも得点が入るので、頑張っているプレイヤーの2位に潜り込んでおこぼれ得点を狙うのもアリ。
同じメーカーの「チッタ・スタート」もそうだったけど、他にないシステムを盛り込んでいて、通に受けそうな面白さ。
CEOがデザインしているゲームはイマイチのが多い印象だけど、他のデザイナーのは注目していきたい!