シンプルなカード出しラストマン・スタンディング。
「ディクシット・ジンクス」デザイナーの新作。
カード構成は1~50と5枚のワイルドカード。
手札5枚。
最初のプレイヤーな何でも出せる。
以降は、「直前のカードよりも高い数字」or「同じ色のカード」を出していく。
最後までパスせずに残ったプレイヤーが1点獲得。
と、シンプルなルールなのだが、特徴が2つ。
まず、無色のカードとワイルドカードの存在。
いくつかのカードは無色カードで、「同じ色のカード」で出すことも出されることも出来ない。
逆にワイルドカードは数字を持っていないが全色扱いのカードで、「より高い数字」で出すことが出来ないが、無色以外に対しては「同じ色のカード」としては出せる。
2つめは、「手札を出し切ったら勝ち」では無くて、「最後にカードをプレイしたプレイヤーの勝ち」っていうルール。
つまり、全員が手札5枚を出し切れた場合、最後手番のプレイヤーの勝ちとなる。
これが、手番順による攻守を作っていて、先手番プレイヤーは攻めて他プレイヤーをパスさせないと勝てないし、最後手番プレイヤーは攻めなくても受けきれれば勝てることになる。
これが前述した無色カードとワイルドカードの意味に繋がり、ゲームの面白さを生み出している。
とは言え、引き運が8割だけどね・・・