Skip to content →

ギフト・オブ・チューリップ

Gift of Tulips

評価:4/10

チューリップの色毎のマジョリティ勝負!と見せかけておいて、タイトルの「ギフト」部分が肝のゲーム。
BGAでプレイ。

手番では、山札から1枚引いて「自分の前に配置」or「フェスティバル(場)に配置」or「秘密のエスティバルに配置」or「他プレイヤーの前に配置」。
それをもう1枚繰り返す。(ただし同じ選択肢は選べない)

最終的に、色毎のマジョリティ得点を得るのだが、フェスティバルにたくさん配置されている色ほど得点が高くなる。

ここまでだと、クニツィアが作りそうなシンプルジレンマのゲームなのだが・・・
特徴は「他プレイヤーの前に配置」した時のボーナス点。
配置したカードの値が得点として貰えるのだが、その時点でフェスティバルで1番多い色だった場合ボーナスで+3点。2番だったら+2点。3番だったら+1点が入る。
カードの最大値は4なので、最大7点も入る!
一番良い色の1位マジョリティ得点でも15点なのだが、1手でそれの約半分が手に入るとなると逃すわけにはいかない・・・
全員、1枚はかならず他プレイヤーの前に配置することになる・・・

このプレゼント点が高すぎる!
終盤まで均等にプレゼントしちゃうんで、中盤まではプレゼント点が高いカードを引けるかの運!終盤は人の気持ち次第のマルチ!となる。

山札からカードを引いて即プレイっていうのも、このゲームに関してはよくなさそう。
ボーナンザ的な手札並び替え禁止で順番にプレイとかだと、未来が見えるので納得感があるのだが・・・

しっかりコンセプトを作ろうとしている努力は買うが、色々調整が甘い。

Published in ボードゲーム