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クラッシュ・オブ・デッキ

Clash of Decks

評価:5/10

手札管理に工夫があるTCG風2人用ゲーム。

8枚のカードをシャッフルして手札に持ち、一番左に塔カードを入れる。
手札の並び替えは禁止。

手札のクリーチャーを場に出していって、互いに戦わせていって、防御がいない攻撃はプレイヤーに直接あたる。っていう「マジック・ザ・ギャザリング」に代表されるトレーディングカードゲーム的なルール。

このゲームが面白いのは、手札の枚数やカードの位置が色んな意味を持っているって部分。
まず、手番開始時の手札枚数が「マナ」となる。
場にカードをたくさん出しているプレイヤーは必然的に手札が減るので、形勢逆転が起こりやすくなっている。
あと、ライフが塔カードの位置によって決まる。
プレイヤーがダメージを負う毎に手札内の塔カードが右側にスライドしていって一番右まで行くと、今一度左端に戻って、もう一回右端まで進んでしまうと負け。
これまた、不用意にカードを場に出し過ぎると自分の首を絞める形になっている。

このあたりのシステムには感心させられたのだが、いかんせんベースがTCG・・・
そのあたりの勘所が全くつかめず、楽しみ切れなかった・・・
逆に、TCGの素養がある人には是非遊んでいただきたい。(BGAでも遊べるよ)

Published in ボードゲーム