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ファイフ

FYFE

評価:6/10

5×5のグリッドにチップを埋めていくパズルゲーム。
新人デザイナー。新作。

アイコン5種類×背景色5色×数字5=125枚のチップ。
これを1枚持った状態で1枚ドロー&1枚プレイを繰り返すだけ。
ただし、最後の1マスはドローせずに手元に残った1枚を配置しなければならない。

横列、縦列、対角線の各ライン上のチップ5枚で役を作って得点していく。
この各ラインの得点形式をゲーム中に自分で決めるのが特徴。
チップを配置した時に、そのチップを指している得点タイルが1つも無ければ、その時点で得点タイルを配置して得点形式を決定しなければならない。

得点タイルは全員が同じ構成のものを持っているのだが、各得点タイルに対して最初に達成したプレイヤーにはボーナス点が入る。
また、1枚のチップを配置することで複数の得点タイルを同時達成できた場合もボーナス点が入る。

12ラインを考慮してチップを配置しなければならないので、かなり悩ましいのだが手札2枚っていう制限が上手い!
先を見越した計画を少したてられつつ引き運にも翻弄される。このバランスが絶妙!

自分で得点系を決めるグリッドパズルってことで最近発売された「ロスト・シーズ」とソックリ。
「ロスト・シーズ」は得点形式の決定はセットアップ時、タイル選択は場からドラフト。
「ファイフ」は得点形式の決定がプレイ中、チップ選択は袋からランダムドロー。
「ロストシーズ」の方がプレイヤーインタラクションが強く、パズル感はそこそこ。
「ファイフ」はほぼソロプレイで、パズル感強め。

どちらも面白いが、結構プレイ感が異なる。
個人的にパズルにインタラクションはあまりいらないと思っているので、「ファイフ」の方が好みかな・・・
5×5と4×4っていう盤面の違いから、サクッと終わる「ロストシーズ」も捨てがたいけどね・・・

Published in ボードゲーム