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トリビューナル1920

Tribunal 1920

評価:6/10

弁護士同士の法廷バトル。
キャメルート」のデザイナー。
2人用。

3×3のグリッドで3目並べることを目指す。
手番では、カードを1枚ドロー(必須)してから、駒を配置(任意)。
駒を配置する際は、そのマスに示されたカードを手札に持っていることが条件だが、ブラフ可能。
「異議あり!」と言われると、実際持っているかチェックするのだが、この時の処理が少し変わっている。
実際に持っていた場合は、それらのカードを見せて捨て札にして同じ枚数を山からドロー。
持っていない場合は、手札は見せずに駒は置けず、代わりに異議を唱えたプレイヤーが「任意の場所に」自駒を配置できる。

こう書くと、「異議あり!」することがノーリスク、ハイリターンのように感じるが、ここに2つ目の勝利条件が効いてくる。
山札が切れた場合、(3×3とは別にある)都市マスのより上位に駒を置いているプレイヤーの勝ち。
「異議あり!」を失敗してしまうと、山札が大きく削られることになるので、相手が都市マスで優位な状況では「異議あり!」を言いにくくなる。
逆に自分が都市マスで優位だと、本当のことを言っていることが分かっていても、あえて「異議あり!」する状況が生まれたりする。

あと、山が1周しかしないのでカウンティングも有効。
単なるブラフ合戦の心理戦ゲームかと思ったのだが、意外と考えどころがあるように感じた。
慣れてきたら、「最終的には心理戦」って評価に落ち着くかもだけど・・・

Published in ボードゲーム