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白蓮

Der weiße Lotus

評価:5/10

14世紀、中国。皇帝と反乱軍との戦い。
ワレス作。2000年。

長時間ゲームだが、ルールはシンプル。
1か所ずつ競りで所有者を決めていくのだが、競りの方式が「1人ずつ排除していく消去法」
各プレイヤーは脱落してほしいプレイヤーカードと一緒に影響力を握る。
全員公開して一番影響力が集まったプレイヤーが脱落。
これを1人だけが残るまで続ける。

影響力は脱落者以外は全て消費するので、結託した者同士でも「自分は影響力消費したくない・・・」っていう心理が働いたり、「こいつが最終決戦に残ったら残り影響力的に勝てないから序盤で脱落させておくか?」みたいな裏切りが起きたり・・・
なんだか、デスゲーム系の漫画っぽい展開になる。

あと、もう1つの特徴は反乱。
1人が皇帝役となり、様々な恩恵を受けることになる。
それに対して反乱を起こすことが出来る。
が、反乱を始めたリーダー以外のプレイヤーは皇帝側につくことも出来て、ここでも心理戦が入ってくる。
勝った方の陣営は負けた方の陣営のプレイヤーの土地を1つ奪えるので、そこら辺の兼ね合いも考えなければならない。

バチバチのマルチゲームなのだが、結局は握り競りで「僅差で勝てるか、僅差で負けないか」に集約されている気がするので、仲の良い仲間とワイワイ遊べば良いんじゃないでしょうか。

Published in ボードゲーム