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ボーンハンザ

Bohn Hansa

評価:6/10

ボーナンザ」のボード版。
ウヴェ。2002年。

名前は知っていたけど、発売から20年の時を経て初プレイ。

街で豆を買ったりプレイヤー間で取引して集めて、契約カードに示された街へ豆を届ける。
「ボーナンザ」同様、手札を並び替えてはダメっていうルールもあるのだが、カードは豆では無い。
一歩移動する毎にカードがサイクルしていって、納税カードが出てきてしまうとお金を支払わなければならない。
なので、出来るだけ移動距離を抑えて、納税が何度も出ないようにすることが大事。
契約カードも手札サイクルの中に組み込まれている。
カードサイクル中に契約カードが出してしまうと、その手番中に達成しないと捨てられてしまうので、手札サイクルには契約カードの時間制限の意味合いもある。
こんな手札システムはどうやったら思いつくのか・・・ウヴェの才能を感じる。

ボーナンザ」同様、交渉もある。
もちろん、自分が欲しい豆をゆずってもらうのがメインなのだが、もう一つ重要な意味がある。
交渉した瞬間に交渉相手のいる町に(低コストで)ワープできる。
前述したように移動コストを抑えたいゲームなので、無料で豆をあげるような損しかないような交渉をしてでも、移動したくなることもある。

発売当初に遊んだ何人かから「ウヴェの失敗作」って話を聞いたんだけど、オリジナリティあるシステムで面白かった。
ティーレックス」とかと同じで、発売が早すぎたゲームなのかもしれない。

Published in ボードゲーム