石油発掘と輸送と売却。
「五番街」デザイナー。1999年。
トラックを進めて石油を掘って、列車を進めて輸送路を確保する。
石油は3つある会社に輸送する。
毎ラウンド、各会社で売却できるプレイヤーは1人だけ。
これは競りで決めるのだが、競りで使うのはお金では無くて売却許可書という別のリソース。
前述した移動をたくさんすると売却許可書はあまりもらえず、移動を抑えると売却許可書がたくさんもらえる。
このバランス取りがこのゲームの肝。
各会社に保存できる石油は2個までなので、いずれ売却権を競り落とさなければ掘った石油が無駄になってしまう。
安値で競り落とさせないために、ハイリスクノーリターンの捨て身のお仕事が発生する。時代を感じるデザイン。
それら辺を許容できれば、十分楽しめる。
持ってない額の競り値を言って競り落とすとペナルティがあるんだけど、お仕事やブラフとして持ってない額を言って落札額を上げさせることがあるのが新鮮だった。