Skip to content →

ココペリ

Kokopelli

評価:6/10

4枚目のカードを出すことを目指す。
フェルトの新作。
Tabletop Simulatorのサンプルをプレイ。

各プレイヤーは同じ構成の個人山札を持つ。
10種×3枚+ココペリカード(ワイルド)6枚の計36枚。
手札5枚。

各プレイヤーの前に4つのプレイ場所があり、ここに手札からカードをプレイしていくのが基本アクションとなる。
そうやって、各場には同じカードしか出せず、4枚目を出すことで得点化。
空の場にカードを置く場合は自分の前にしか出せないのだが、2枚目以降は左右のプレイヤーの場にも出すことが可能。
どのプレイヤーの場かは関係なく4枚目を出したプレイヤーが得点を得られるので、2枚とか3枚で止めていると隣のプレイヤーに横取りされることも。

あと、自分の前の4つの場に置かれたカードに示された特殊能力を得られる。
「自分の場は3枚で得点化」
「ドローが1枚でなく2枚になる」
「他プレイヤーの場にカードプレイすると1点」
「ココペリ(ワイルド)が2枚扱い」
等々、どれも魅力的な能力。

最初はどういう風に動くのが良いのか分からなくて戸惑うが、能力が備わってくると自然と戦略めいたものが見えてきて面白くなってくる。
1プレイでは構造が掴み切れないが、そこに妙な面白さのあった。

フェルトらしさは皆無。
プレイしてデザイナー名を当てるのは至難の技じゃないかな。
なんとなくチャデクっぽさを感じる。(チャデクはこんなもんじゃ無い!ってのはあるが・・・)

フェルトは、ちょっとデザインパターンが固定化されてきていた気がしていたので、こういう新しいパターンを見せてくれたのは嬉しい!

Published in ボードゲーム