タイル1枚置くだけのシンプルゲーム。
シャハト黄金期末期の作品。2009年。
箱絵やルールから舐めてかかったのだが、遊んでみたら傑作。
手札3枚のタイルから1枚をボード上の同じ色のマスに置いて、補充ボードからタイル1枚を獲得するだけ。
タイルを置くと、そのエリア内の同じ建物の得点合計が得られる。
つまり、後に置くほど高得点になる。
手札補充は公開されているタイルから取るので、ゲーム開始時の手札3枚以外は何を取っているかは見られている。
「コレはあいつがアレを置いた後に置こう」とお互いに思って睨み合いが発生する。
手札3枚しか無いので、どこからしらで誰かの踏み台になることにはなる・・・
あと、限られた数しか得られないコインの使いどころが鍵。
クレーンを配置して大得点を狙うか、タイル補充の選択肢として確保しておくか。
選択肢は多くないのに、めちゃくちゃ悩ましいジレンマを生み出している。
ルールにタイル構成が書かれてないけど、絶対把握して遊んだほうが良い。
公園3枚、小さい家4枚、大きい家5枚。
今のところシャハト最後の傑作じゃないだろうか・・・
3人と4人で遊んだが、3人の方が面白かった。
シャハトゲームは3人説は覆らず。