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シティ・オブ・ローマ

評価:6/10

カードピックで箱庭作り。

「エリジウム」「コスタリカ」のデザイナーコンビ。

今年のエッセンスカウトアクション1位。

場にプレイヤー人数分のカードが並び、ピック順と資源量のジレンマ選択。

そして、手札から1枚を建設。

それを14回繰り返すだけなのだが、ピックと建設をわけているのと資源の持越し不可というルールが秀逸。

ゲーム開始時に、手札が1枚なのでピックした建物を直ぐに建てるか、保持していた建物を建てるかの2択。

手札の建物が高コストなら、ピック順を犠牲にしても資源がほしいし。

手札の建物が低コストなら、比較的自由な選択肢がある。

手札が1枚だけっていうのも効いていて、不用意に無駄カードを取ってしまうとそれ以降の展開が苦しくなってしまう・・・

メインとなる住居の得点ルールが若干混み入っているが、それ以外はアイコンを見ればわかるシンプルさ。

各建物の指針がしっかりして種類も絞っているので、見通しも良い。

その分、展開幅が若干気になるが・・・

売れたら拡張でカバーっていう腹積もりだろうか。

誰でも遊びやすく、ゲーマーなりの考え所もある。

完全にSDJを狙ってきたゲームで、実際ノミネートまではあり得そう。

Published in ボードゲーム