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平遥拡張 典実成金

評価:7/10

「平遥」の拡張。

メインボード、プレイヤーボード、支店タイルが一新され、リソースやダイスのみを基本から流用する。

続編的扱いの拡張。

アクションエリア数自体は変わらないのだが、各エリアでのアクションの選択肢が増えた。

建築では、支店以外に質屋を建築できるようになった。

質屋には能力が無いのだが、支店に比べて簡単に高レベルに立てられるようになっている。

銀の貸付は使いやすくなって銀の移動がしやすくなっている。

為替トラックが無くなり、目標テーブルになっている。

リソースとして、商品タイル(平遥用語では「抵当」)が増えていて、持っていると収入が増えるのだが、消費することでボーナスが貰える。

このボーナスがゲーム毎にランダムで決まるので、問題とされていたリプレイ性が生れそう。

また、基本だと、赤、黄、緑の支店の色の価値がフラットだったが、抵当ボーナスだったり貸付ボーナスによって、色ムラが出来て選択しやすくなっている。

基本ゲームにあったプレイの窮屈さが魅力でもあり、万人受けしない部分でもあった。

この拡張が入ることで幅が広がり自由が利くようになった。

「平遥」は強烈な新鮮味を評価して、難点に目をつむっての7点だったが、この拡張を入れると納得の7点。

拡張を入れることで「平遥」は完成した!

Published in ボードゲーム