AIが人間の知能を超える「シンギュラリティ」をテーマにした経済ゲーム。
慶応HQのゲームマーケットの新作。
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プレイヤーは製造業の経営者となる。
最初は従業員を雇い工場を回していくのだが、AIの発展により自律ロボットやアンドロイドを導入することで、従業員を解雇していく・・・と言う流れ。
工場やロボットの建築に必要なICやFRPという資材もプレイヤーによって製造され、市場価格が変動する。
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初回プレイで市場の動きを読み解くことは難しく、市場をコントロールしているというよりは、市場がシミュレートされている中にいるという感覚が近い。
この動きがテーマに即していて、人類の終焉を感じさせて趣深い。
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ゲームデザインとしては垢抜けてなくて手続きやパラメーターが多いのだが、それが良い意味で見通しを悪くしている。
プレイ中に「え?え?これで、大丈夫?」というドキドキを感じたのは久々。
最近だと「フードチェーンマグネイト」で感じて以来だろうか・・・
そういえば、スプロッター作品と雰囲気が似ている。
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1回遊んだ後の感じだと、ストーリーラインが強すぎてプレイ幅が狭い気がしなくは無いが・・・
独特の作風で、俄然、過去作にも興味が出てきたので、機会があればプレイしてみたい。