天文学テーマの推理ゲーム。
「ふたつの街の物語」デザイナーの新作。
「テーベ」式手番順システムで論理推理。
12か所あるエリアそれぞれに何が存在するかを推理していく。
「1~5のエリアに小惑星はいくつある?」や「ずばり、エリア10には何がある?」みたいな質問をアプリにしてその答えから推理していく。
アプリ使用は必須。
システム的には「アルケミスト」の後続となるわけだが、かなり簡略化されている。
というか「アルケミスト」が、最初のアプリ推理ゲームのわりにごちゃつき過ぎているだけだが・・・
「テーベ」式手番順と推理できる場所の制限が紐づいていて、これが上手くリンクしている。
さらにテーマ的に見ても地球の公転を表していて上手くリンクしている。
途中途中で論文発表の場があって、そこで徐々に真相が明らかになっていく。
昔の推理ゲームによくあったダレた空気にならない。
システム的にも見事なのだが、何よりもテーマがオシャレ!
テーマ派じゃない僕でも、世界観に浸ってしまった!
アプリ結果が英文なので遊びにくくはあるが、簡単な英文なのでそこまで困らない。
むしろ、そっけない英文だけの表示がテーマと合っている!とポジティブに捉えられる。
トップクラスにオシャレなボードゲーム!(完全に主観だが・・・)