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西部の無法者

Desperados

評価:5/10

窃盗団を組んで建物を襲う。
2004年のカードゲ-ム。

10種類のキャラクター×4色×2枚の計80枚の無法者カード。
これらのカードを建物に配置していき、襲撃の計画を立てる。
建物に襲撃に必要な枚数が置かれると襲撃開始!
全員が手札から窃盗団を選んで同時出し競り。
一番ポイントが高いプレイヤーが建物カードを獲得して得点となる。
この時、負けたプレイヤーも出したカードを失うっていうシビアさ・・・

面白いのは、襲撃時のポイント計算方法。
襲撃の計画時に配置されたキャラクターはポイントが高くなる。(より早く配置されるほど高い)
さらに、それまでの襲撃に成功したキャラクターは指名手配がかかりポイントが高くなるようになっている。
指名手配がかかったキャラクターは場にロックされるので、総枚数が減ってより稀少度が上がる。
ここら辺の価値変動の付け方には痺れる。

襲撃計画時は同じ色のキャラクターしか配置出来なかったり、襲撃時の窃盗団は全て同じ色か同じキャラクターでないとイケナイ制限。
ここら辺の制限の付け方も上手い。
終盤に向けて得点は上がっていくので、勝負どころの為に徐々に「自分の最強窃盗団」を作っていくことになる。

と、ベースシステムに見るべき部分は多いのだが、何と言っても「カード出しが一斉同時出しで負け他プレイヤーもカードを全て失う」ってのは、ちょっと尖りすぎていないか・・・
無法者テーマだから、これぐらい荒れてる方が良いのかな?

Published in ボードゲーム