ワーカーが必ずしも帰ってこないワーカープレイスメント。
四等星りかちさんの新作。
アクションスペースが6つ連なっている。
各マスにはコストが記されていて、ワーカーを置く時にコストを支払わなければならないのだが、そのマスよりも左にある空いているマスのコストも払わなければならない。
基本的に左からワーカーを置いていくことになるのだが、時には大金を払ってでも右側の強力なアクション実行することも。
アクションは基本的にリソースの獲得。
そうして得たリソースで、建物や城壁を購入して自分の能力を拡大したり得点を得ていく。
普通のワーカープレイスメントだと、ラウンド最後にワーカーが手元に戻ってくるのだが、今作は、各エリアの一番右のスペースにワーカーが置かれない限り、そのエリアのワーカーが戻ってこない。
「プラネトリコ」「ラミネートラミー」のりかちさん作だけあって、各要素に無駄が無く美しいルール。ゲームのバランスも素晴らしい。
が、ゲームとしての楽しさが足りないか・・・
プレイヤーと対戦しているというよりは、デザイナーと勝負しているというか、
自分が戦略を考えてプレイしていると思っていて、気が付いたらデザインのレールに乗っている感じ。