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Board Game Memo Posts

ファイブ トライブス ナカラの魔人

評価:6/10

5つの部族や魔人の力を借りてお金を稼ぐ。

カタラ + デイズ オブ ワンダー。

エッセン新作。

5×6に並べられたタイル上に置かれたミープル。

ミープルをドーン歩きさせて、様々なアクションを行う。

ミープルのアクション、タイルのアクション、タイルの支配、手番順の競り、等々、色んな要素がてんこ盛り。

更に、魔人カードって言う特殊カードがあり、22枚すべてがユニークな効果。

ぱっと見、異常に強力な魔人カードがありそうな気がするが、意外とバランスは取れてる気がする。(魔人取らなくても十分勝てる。)

ドーン歩き部分の選択肢が多すぎるので、長考しだすときりがなさそう。(特に序盤は)

この選択肢の多さが、プレイ感をふわっとさせちゃうけど、

このふわっと感もカタラらしいと言えばカタラらしい。

膨大な選択肢の中から最善手を探すパズルっぽい感覚におちいった。

他プレイヤーの妨害よりも自分のプラスを重ねるゲームなので、ギチギチしたいゲーマーには向かないだろうが、楽しくプレイしたい人にはオススメ。

ブーレイ

評価:4/10

トリックテイキングでギャンブル。

マストフォローでマストラフでマストウィン。

マストだらけでなんのこっちゃって感じだが、要は勝てる札があるならできるだけ出さないとダメっていうルール。

通常のマストフォローよりも縛りがキツいので、トリックが始まったらほぼ自動処理になる。

手札も5枚しかないからね。

このゲームの肝はカードプレイよりも勝負に参加するか降りるかの判断。

最多トリックを取れたら、賭け金全取り。

だが、勝負に参加したのに1トリックも取れないと「ブーレイ」と呼ばれ、掛け金分のお金を支払わないといけない。

ブーレイが連続すると掛け金が膨れ上がり、尋常じゃない額になる。

らしい・・・

というのも、今回のプレイではそこまでブーレイが発生せずに掛け金が膨れ上がることは無かった。

みんな手札が悪い時は堅実に降り過ぎたのが原因かもしれない。

どうも勘所が掴めなかったので、またプレイしたい気もする。

ウィッチズ(アミーゴ)

評価:7/10

トランプゲーム「ハーツ」のアレンジ。

エッセン新作。

「ハートスウィッチ」のリメイク。

ウィッチのランクが微妙に変わっている。

10とJの間から、JとQの間に。

カードを並べると横に繋がる「ウィザード」と同じ仕様。

4~6人でプレイしたけど、やっぱり4人が一番良い。

5,6人だと理不尽感が強まっちゃうね。

ウォーロック

評価:4/10

呪われた城主となり、ゴブリン・ジャイアント・ノーム等の力を借りて帝国を築く。

色んなキャラクターの能力を使ってカードを配置していく。

各キャラクターには4種類の使い方がある。

・各キャラクターの特殊能力を使う。

・建築の為の資源にする。

・お金にする。

・(他のキャラクターをコストとして支払い)自分の帝国に建築する。

見た目がオドロオドロシイが、見た目ほど無茶な内容じゃない。

が、キャラクター毎の特殊効果はやっぱりメンドウ。

直接攻撃もあるし・・・

やっぱり見た目通りのゲームってことで!

ハムスターの頬袋

評価:6/10

場からカードを引いてのセットコレクション。

って一言では説明しきれない、ちょっと変わったハンドマネジメント。

エッセン新作。

場には円形に並べられた8列の場札。

手番では

・場の1列から全てのカードを手札に入れてから、場のカード補充。

・手札から同じ色のカードをセットにして自分の山札に出す。

・自分の山札を全て得点にする。

の3つのアクションから2アクションを行う。(同じのを2度やっても良い)

2段階の得点化システムが目を引くが、

一番の特徴は、得点化した時のカード奪取。

得点化した時に、一番手札が多いプレイヤーから手札を奪う。

奪うと言っても、渡すカードは奪われる側が選べる。

あと、手札から山札に出すに制限があって、他のプレイヤーの山札の一番上のカードと同じカードは出せない。

この制限はそれほど気にならなかったが、慣れてくるとこれを使って妨害ができるのかも・・・

手札を溜めて一気に出したいが、手札が増えすぎると攻撃対象になりやすくなっちゃう。

っていうジレンマ。

あと、ゲーム終了時に手札はマイナス点になるので、ゲーム終了に向けての手札調整に移行する動きが面白い。

そこはかとなく楽しい。

ちょっと変わった軽めのカードゲームとしては良いんじゃないかな。

ジョハリ

評価:5/10

宝石を売り買いして名誉点を得る。

「オドヴィル」の作者。エッセン新作。

7種類あるアクションカードを一斉に選んでアクション実行。

アクションを実行するのにお金が必要で、強力なアクションほどコストが高くなっている。

更に、このゲームの特徴は、アクションの実行順が持ち金で決まる。

後々の手番の為に、お金を得るか、今の為に大金を支払うか。

中々、面白いシステムなのだが、ちょっともたつくプレイ感。

10ラウンドって言うのも長く感じる。

4人までプレイ可能だが、3人ぐらいが丁度良いかもね。

ゴールド アホイ

評価:5/10

シンプルなタイル配置ゲーム。

二人用。エッセン新作。

タイルを1枚ずつ配置していって、6×6に配置したら終わり。

自分側から繋がる通路で宝箱が多い方が勝ち。

陸路と海路どちらも判定するのがミソ。

陸路が広がりにくいタイルは海路が広がりやすくなっている。

あと、新たな列にタイルを置く際は、自分側にしか置けない。

相手側に置けると妨害が簡単すぎるからね。

2014年に出るゲームとは思えない古臭さだが、安定した面白さはある。

「アグリコラ」のルックアウトがこんなゲームを出すとは・・・

オフィス21

評価:3/10

オフィスをテーマにした短めのカードゲーム。

台湾のスワンパナシア製ゲーム。

様々な特殊能力を持ったカードを自分の前に出していく「ラブレター」っぽいルール。

勝利条件は3種あり

1.自分の場のカード数字合計を21ちょうどにして1周する。

2.自分の場にスパイカードを5枚揃える。

3.誰かが税務署員カードをプレイして1周した時点で、カード数字合計が最も少ないプレイヤーになる。

ルールを聞いた感じだと1を目指すのかなと思ったが、そんなことない。

ほぼ3で勝負が決まる。

税務署員カードは4枚も入っているので、カードを低めに抑えて税務署員を待つプレイが強い。

1を目指すも、21を超えてしまうとゲームから脱落してしまうのでリスクが高すぎるし・・・

正直、テストプレイをちゃんとしたのか疑問なレベルの完成度。

和訳ミスとかルール解釈ミスかな・・・?

コードX

評価:6/10

ジョイントパズルゲーム。

木のバランスゲーム「アルボス」と同じメーカーの作品。

8個ある土台同士を棒で繋いでいく。

棒はスムーズに回転するようになっているので、序盤は自由にグネグネ動かせるのだが、徐々に固定されていく。

そうこうしているうちに、手に取った棒が配置できなくなったプレイヤーから脱落して、最後まで残ったプレイヤーの勝ち。

今回、バリアントルールの「数字による配置制限」を加えてプレイ。

繋ぐ土台同士の数字の和か差の数字が書かれた棒しか配置できない。

1とか2みたいな数字ルール的に置きやすい棒は長いので物理的に置きにくくなっている。

新鮮なプレイ感のゲーム。

グネグネと積み木を動かすのはなんとも楽しい。

タイトルや、パッケージがサイバーだけど、どちらかと言えば有機的な印象。

これは、テーマ付け失敗じゃないかな?

バグダットの盗賊

評価:6/10

盗賊を宮殿に潜り込ませてお宝を盗み出す。

盗賊だけでは宮殿に忍び込めない。

自分の色の衛兵が宮殿にいて、かつ、他の色の衛兵も一人以上いないといけない。

そんな状態になるように移動やら配置のアクションを行うのだが、手札に対象となる宮殿の色のカードがないとアクションを行えない。

ってことで、カードの引き運はあるのだが、アクションを組み合わせることで、工夫のしようはある。

カードの使い方が、最近発売された「ブルゲンランド」と似ているのだが「バグダットの盗賊」の方が格上。

年間ゲーム大賞ノミネートだけのことはある。