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フープラ

評価:7/10

全員協力お題当てゲーム。

ハリソンフォードのアイドル風ブロマイドが拝めるボードゲームはコレだよ。

各自4枚ずつ配られたお題カードを他のプレイヤーに当ててもらう。

15分以内に全員分のカード+山札8枚をクリアできたら、みんな勝ち。

15分経過してベルが鳴っちゃったら、みんな負け。

お題の伝え方は4種類。

・お絵かき

・ジェスチャー

・頭文字縛りの連想ワード

・「○○より大きくて××より小さい」ってヒント。(お題が「囚人」なら、「手錠よりも大きくて、牢屋より小さい」)

伝える方法はダイスで決まる。方法が決ってからお題を決めていい。

ベストなお題を選ぶ判断力も重要。

答えが出なさそうなら、3回までパス可能。

4回目以降のパスはお題カードが増えるっていうペナルティが課されるのでパスは慎重に・・・

「テレストレーション」とか「ディクシット」とか、パーティー系ゲームは勝敗がどうでも良くなりがちだが、全員協力にすることで解決するとは・・・

やるな!アメゲーやるな!

伝え方が4種類あるので、展開に起伏ができ、飽きる事無くプレイできるのも良い。

ただ、お題は日本人に馴染みが薄いものや、ちょい古めだったりするので、ローカライズは必要。

まぁ、「テレストレーション」や「ピクショナリー」のカードでも代用効くので、それでも良いっちゃ良いけどね・・・

ヴァルハラ

評価:7/10

相乗りで侵略。

基本的に、3列ある半島にたいするマジョリティ争いなのだが、各マスにはいくつか効果があり、良い効果を受け取ることも結構大事。

あと、配置の仕方も変わっていて、3人乗りの船を乗り付けるのだが、二人は手番プレイヤーのコマなのだが、一人は他のプレイヤーのコマ。

自分だけが利する配置をしたいのだが、なかなか上手くはいかない。

あと、他のコマがいるマスに攻め込んで戦いを挑むことができるのだが、この勝敗を決めるのは防御側のプレイヤー。

「はい、俺の勝ちー」みたいな。

でも、防御するのは簡単じゃなく、ヴァルハラ(天国)にいる自分のコマをアズガルド(地獄)へ送る必要がある。

中量級のゲームとしては、丁度いいルール分量で良くまとまっていてオススメのゲームです。

なんつっても、テーマと合っているのが良い。

クランカー

評価:7/10

ウヴェの変則セットコレクション。

同じカードを4枚集めて換金。

最終的にお金をたくさん持っているプレイヤーの勝ち。

同作者の「ボーナンザ」となんとなく似ている。

だが、交渉がない。

交渉の代わりに、自分のショップにカードを置いて他のプレイヤーに買ってもらうことで人との交換を行う。

ルールを聞いただけだとピンと来ないが、味わい深い面白さがある。

もう何回かプレイしてみたい。

(追記)

何回かプレイしてみたが、流れが見えてきて面白くなった。

評価アップ!

ナビゲーター

評価:7/10

ポルトガルから長崎へ。大航海時代ロンデル。

未開の地を開拓する冒険家スタイルと、植民地化と工場建設による交易スタイルに分かれると思うのだが、どうも後者になりがち。

今回も、全然船が進まずウダウダと貿易だけで儲ける展開に・・・

冒険野郎になっても、結構いける気がするのだが、その気にならないのはゲーム開始時に2隻しかない船のうち1隻を失うことによるトラウマからじゃないか。

みたいな適当なことを思ったりしました。

それにしても、ロンデルってシステムは素晴らしいね。

多くなりすぎる選択肢を良いぐらいに絞ってくれる。

そのうえ、自然と2・3手先を計画させる方向へ導くシステム。

こればっか使っちゃう作者の気持ちもわからんではない。

一回手放しちゃったゲームなんだけど、やっぱり面白いね。

買い戻そうかな・・・

スチーム

評価:7/10

本格鉄道ゲーム入門。

10年以上ボードゲームやってますが、まだ鉄道ケームに手を出してなかったんです。

なんか鉄道ゲームやってる人って、眉間にシワを寄せてムムムムってイメージで怖くて手を出せなかったんですよね・・・

でも、一回はやっとかんとイカンってことで比較的簡単だと聞く「スチーム」基本ルールをやってみました。

序盤からいきなりガチンコです。

終盤に向けて若干和らぐものの、ずっと考えっぱなしの2時間でした。

こりゃあ、ムムムとなるわ。。。

いやぁ、熱狂的なファンも多いと言うだけあって非常に面白いです。

でも、今の僕にはここがギリかな・・・

標準ルールに進むにはもうちょっと修行を積ませてください。

栄光のピクトリア

評価:7/10

アランムーン「ボロ儲けカンパニー」のリメイク。

良いリメイク。

なんといっても、絵が良くなっている!

「ボロ儲けカンパニー」の絵は味があるわけでもなく、レトロってわけでもなく、純粋に素人臭い絵がイヤだったんです・・・

さすがツォッホ!よくぞドリスを選んでくれた!ありがとう!

あと、ルールの変更点である「キツネコマの追加」や「×2カードを初期手札化」等、良い修正だと思いました。

特にキツネコマの追加は、最初(ハテナ?)と思ったのだが、プレイしているうちに「左隣のプレイヤーを縛ると良いよ」っていうのがわかるようになっていてプレイの指針が立ちやすくなっている。

あと、手番でカードをめくるリスクが高まっているので、決算カードが出るか出ないかのドキドキもアップして良いね。

よい。よい。

こりゃ、買い換えちゃうね。

地獄の釜

評価:7/10

バーストめくりと予想のダブルギャンブル。

石炭チップをめくって数字がでるか悪魔がでるか。

悪魔がでちゃうとバースト。

良い具合でやめときましょうっていうスタンダードなバーストゲーム。

これだけだとババ抜き級の平凡さだが、このゲームを面白くしているのは、めくり得点予想。

予想って言っても、自分のめくる得点予想ではなくて”誰かが”めくる得点予想。

これによって、他の人のめくりにも興味を持つことできる。

「がんばってくださいよぉ~」みたいなことを言い合うことができる。

他人に関心を持てない現代人に対する見事なサポート。良いですねぇ。

あと、残っている悪魔チップの数からめくり期待値を予想するゲーマー的な楽しみもあったりして、単なる運ゲーにはなっていないのも素晴らしい。

ただ、お値段がちょっとねぇ・・・コンポーネントが素晴らしいのはわかるのですが・・・それでも、ちょっと・・・ねぇ・・・

スペースアラート

評価:7/10

宇宙船のクルーとなって危機を回避。

リアルタイム協力ゲーム。

パニックを体験することができるたぐい稀なゲーム。

同系統だと「エスケープ」があるが、

この「スペースアラート」が「エスケープ」よりも優れていると思うのは、ゲームを「プレイ部分(プロット)」と「答え合わせ部分」に分けたこと。

これによって、リアルタイムでは処理しきれない複雑な処理を行うことができるし、答え合わせの部分で否が応にも感想戦に花が咲く。

敵のカードにはテキストが結構多く、普段ならヤヤコシーヨってなりがちなのだが、このゲームはそのヤヤコシサが混乱を招いて、面白いアクシデントを呼び起こす。

あと、協力ゲームでよく言われる奉行問題(一人が全部決めちゃう)も、リアルタイムにすることで大分解消されている。

宇宙ものは苦手なのだが、それでも今のところ協力ゲームの中では一番好き。

ただ、ゲーマーじゃない人は、ポカーンかも。

トラヤヌス

評価:7/10

マンカラ風アクション選択とフェルトおじさん。

フェルトの重量級ゲーム。

軍事、建築、元老院、交易・・・等々要素は多い。

説明だけで30分はかかる。

それらの要素を聞いて若干の不安を感じていたのだが、プレイしてみるとそうでもない。

というのも、このゲームの核となるマンカラ風アクション選択。

これが非常に良い。

ロンデルシステムにも似ているのだが、アクション選択の幅をいい具合に絞ってくれる。

マンカラ自体がパズルっぽい思考を必要とするので、そのパズルを考えるだけで結構楽しい。

初心者は(今回の僕のように)マンカラパズルを解いているだけでも、なんとかなるといえばなる。

ただ、個人的に2時間のプレイ時間はやっぱり長い・・・(4人プレイ時)

展開の起伏は少なめだからね。

4ラウンドじゃなくて3ラウンドぐらいで終わるようにして1時間半ぐらいを目指してほしかった。

とは言え、フェルト作品の中では「倉庫の街」に次いで好き。

ドライブ

評価:7/10

先日プレイした「コール トゥ グローリー」のリメイク元。

ルール的には全く一緒。

ドライブって名前なのに、車は運転しない。

テーマはカーコレクション。

コレクションを自慢しあう。

「ベンツ的なの2台」「ふふん、俺は3台」「ワタクシはポルシェ的なものを・・・」みたいな。

こっちのテーマの方がしっくりくるね。

「コール トゥ グローリー」だと「農民二人!」「じゃあ、こっちは虚無僧だ!」って意味わからんからね・・・