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タイム&スペース

評価:6/10

砂時計を使ってアクションを制御するっていう、一風変わったゲーム。

デジタルゲーム「ウォークラフト」等のリアルタイムストラテジーからヒントを得たんじゃないかな。

プレイ時間は30分で、砂時計は1分計が2本。休みなく使えば、60アクションできることになる。

この約60アクションを使って、他プレイヤーに物資を届け、自分の星に物資を届けさせる。

リアルタイムってことで忙しなくプレイする中、他プレイヤーに対する声によるアピールが実は一番大事だったりする。

ルールの上手さはないのだが、この砂時計を使ったシステムで+1点って感じかな。

でも、この砂時計システムを、もっと上手くいかせるルールがありそうな気がするなぁ。

気球で大空へ

評価:6/10

めくり運と記憶。

めくりと記憶っていうと「ミミズレース」を思い出すが、このゲームの面白い所はゲーム終了タイミングもプレイヤーのめくりで決めるってところ。

これによって、いきなり終わる可能性があるので、中だるみがなくプレイすることができる。

あと、相手が置いたカードの推理するための材料も多いので推理し甲斐がある。

子供ゲームだけど、大人でも十分楽しめますよ。

スペースビーン

評価:6/10

ボーナンザ宇宙編。

ボーナンザシリーズなのだが、かなりルールは違うので、別シリーズと捉えても良い。

特徴は、手番の最後に、残った手札全てを右隣のプレイヤーに渡す。

変則カードドラフト。

ボードゲームは下家を縛ることが多いが、このゲームでは上家を縛る。

仲良く進行する「ボーナンザ」に対してお互いの首を絞めあう「スペースビーン」。

同じ豆を集めて収穫っていう流れは「ボーナンザ」と同じ。

それだと、上家が集めている豆を流すわけないじゃないか!ってなるが、2つの畑のうち1つは裏向きで、何を集めているかわからないようになっている。

抜かりなしですな。

ただ、残念なのはイラストテーマがSFパロディってところ。

ここが、妙にB級臭くて好きになれない。

ウヴェ君!君はA級だよ。大丈夫だよ。

スクウェア オフ

評価:6/10

ブロックスで図形パズル。

人がプレイしているのを見ると2秒でルールがわかる。

テイクイットイージーみたいに全員共通で指定されるタイルをできるだけ隙間を作らずに埋めていく。

この分かりやすさは素晴らしい。

あと、最初に各自違う形の市役所が配られるのだが、この市役所っていう存在が、味気ないパズルゲームにテーマをほんのり添えていて良い。

ルール上、何人でも同時にプレイできそうだが、なぜか二人用。

まぁ、2セット買えば4人でできるし、10セット買えば20人でできる。

頭脳絶好調

評価:6/10

クニツィアのタイル配置。

久々にプレイしたけど面白いね。

色のトレンドに上手くのりながら、すべての色の得点を平均的に上げていく。

iPhoneアプリでの二人プレイに慣れちゃってたので、4人プレイ時の1周での盤面変わり具合に困惑。

4人だとペア戦の方がコントロール効きそうなので、いずれ試してみたい。

各色が最高点に達したときに発せられる「天才!」と言う雄叫びは、クニツィア大先生に対する賛辞。

元気よく叫びましょう。

ゴールデンホーン

評価:6/10

コロヴィーニ+ピアトニック。

あまりルールが出回ってないようなので、ちょっと詳しめに書いてみます。

ただ、ドイツ語ルールしか入ってなくて・・・ほぼ機械翻訳なので、間違ってたらゴメンナサイ。

コロヴィーニってことで、正体隠匿やアブストラクトを想像したのだが、どっちでもなーい!

運要素もそこそこある30~45分級のゲームだったのです。

各プレイヤーは、帆が3色の船、帆が2色の船、帆が1色の船の3隻を持っている。

そんな船たちがヴェネツィア・コンスタンティノープル間を行ったり来たりすることで商品を獲得していく。

商品は6種あるのだが、基本1個1点。

6色セットを作ると+4点。

5色セットで+2点。

4色セットで+1点。

だ。

で、手番では船1隻を1マス進めるだけ。

なのだが、港以外のマスには1隻しか入れず既に他の船がある場合は更に先のマスへ進む。

加えて、マスの色と船の帆の色が一致すれば更に先のマスへ。

更に更に、手札からマスの色と一致するカードを出すことで先のマスへ。

ってな具合。

下手するとヴェネツィアからコンスタンティノープルまで1手番で行けちゃったりする。

ヴェネツィアとコンスタンティノープルには常に商品駒が9個ランダムで置かれている。

そこから船を動かすときは、商品駒1色全部を載せてから出航する。

この時に、船のマストと同じ色の商品は積み込めない。

逆にヴェネツィアかコンスタンティノープルに船が到着したら、積荷を全部自分の倉庫へ入れて、得点化することができる。

加えてカード補充がある。

1色の船なら3枚、2色の船なら2枚、3色の船なら1枚。

4人プレイ時にはヴェネツィアとコンスタンティノープルの中間にある中継港に止まることでもカード補充ができる。

あと、手番の最初に海賊行為を行うことも可能。

手札から攻撃相手の船の帆の色のカード2枚を出して、その船から商品を1個奪える。

奪った商品は即座に自分の倉庫へ。

って感じかな。

終了条件はどちらかの港から商品が無くなるか、倉庫に6色揃えたプレイヤーが「終わり!」って言うかどちらか。

どれだけ他の船を利用して長距離移動するかってゲームなのだが、どうも勘所がわからず、気がつけば1隻ポツンって状態に・・・

海賊行為が凶悪なんじゃないかと思っていたが、そうでもない。

むしろカードは移動の為に使ったほうが有意義な気がした。

他の駒を利用して大きく移動するゲームは良くあるが、中央付近で交差するって部分が珍しくて、動きがよみにくくなっている。

古き良きドイツゲームを思わせるゲームデザイン。

こういうゲームが2013年に発売されることに意味がある。

のだろう・・・

アッシリア

評価:6/10

3歩進んで2歩下がる拡大再生産。

家を置くことで、どんどん領地を広げていくのだが、毎ラウンド各家に食料を供給しなくてはイケナイ。

毎ラウンドもらえる食料の量は増えないので、どこかしらで頭打ちすることになる。

さらに、数ラウンド毎に洪水が起こり、川の上にある家は全滅する。

たぐい稀な撲滅っぷり。

ルール量はそこそこあるし、4人だと90~120分はかかる重量級だが、得点バランスは良くダレることはない。

ただ、弱者救済は一切無い厳しいゲームなのでお気をつけください。

これぞイスタリの佳作!

と太鼓判押しときます。

原油王:石油ゲーム

評価:6/10

74年、同名作品のリメイク。

「マックマルチ」って名前の方が一般的みたい。

昔のゲーム特有の雰囲気はある。

ルールでゲームの流れを説明しすぎない感じとか、展開をプレイヤーに委ねてる所とか。

プレイヤーに媚びない渋さね。最近のゲームには少ない。

とは言えリメイクによって、多少現代風に改良されている。

旧版は景気変動がゾロ目で発生したので出目によってはゲームが停滞することがあったみたい。

新版では、景気変動がある程度定期的に起こるように調整されている。

そんな調整のおかげでプレイ時間のブレが少なくなっている。

今回のプレイ時間は2時間ぐらい。

個人的にはちょっと長いが、経済の上がり下がりを体感する為には、これ以上短くできないかも・・

ダイス運はそこそこ強いが、ゲーム勘は必要。

ダイス運を許容できるゲーマーにはオススメのゲーム。

ミスターダイヤモンド

評価:6/10

本物のダイヤを見定める。

ボード上からダイヤを持ち上げることができたら獲得。

偽物はボードにくっついてるので、持ち上げることができない。

確信を持って持ち上げようとして、持ち上がらない時の衝撃。

まさにアナログならではの楽しさ。

何度もプレイするゲームではないかもしれないが、一度は遊んでおきたいゲーム。

成敗

評価:6/10

カナイ製作所の協力ゲーム。

プレイヤーは、必殺仕事人的な一人となって悪党を成敗する。

悪党もプレイヤー人数分いて、各仕事人が一人ずつ悪党を成敗する。

成敗に行く前準備として自分のキャラクターの能力を上げたり、悪党の秘密能力を調査したりする。

何気に調査はかなり重要。

というのも、「実は善人でした!殺したら負け!」みたいなトンデモな内容も結構ある。

そうこうしているうちに、対決の時間が来る。

対決の判定はプレイヤーキャラと悪党のパラメーター勝負。

パラメーターには素早さ・攻撃力・体力がある。

素早い動きで反撃の間を与えないか、体力を上げて敵の攻撃を耐えた上で、反撃して倒すか。

それぞれの悪党に適切なパラメーター強化が必要になる。

2回プレイしたが、2回とも失敗。

協力ゲームは、難易度高めのが多いが、これは特に高く感じた。

カードテキストは多めなので、そういうのが苦手な人はダメそうだけど、そうじゃなければ、世界観は素晴らしいし、ハプニングも起こりやすく非常に楽しめる。

協力ゲーム好きは抑えておきたい作品。