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マデイラ

評価:6/10

マデイラ諸島への入植がテーマ。

システムは一言じゃ表せないけど、

エリアに回数制限があるタイプのワーカープレイスメントがベース。

インスト1時間 + 実プレイ3時間。

正直、インスト受けた段階だと各要素の繋がりが、ぼんやりとしか見えない。

というか、要素が多く、統一性のないルールなので、インスト中に次々ルールが頭から抜け落ちていく。

資源変換のサイクルが複雑に絡んでいるのが、見通しの悪さの原因かな・・・

この「見通しの悪い流れを読み解く」ってのを楽しむゲームなのかもしれない。

ってことで、ゲーマーズゲーム。

プレイ中はだれずに面白いが、開始前に気合い入れが必要。

バース

評価:6/10

スゴロク&エリアマジョリティ。

国産ゲーム。

すごろくなのだが、進む前にダイスを振るんじゃなくて、最初にジャラーっと振った11個のさいころを1個ずつ使っていく。

で、円の外周を進んで、止まった先のエリアに使ったダイスを置く。

そうやって、全員が11個のダイスを置き切ったらゲーム終了。

得点は2つ。

1つ目は、置いたダイスの個数 × 置いたエリアの得点。

得点の高いエリアはマス数が少なくなっていて止まりにくいようになっている。

2つ目は、各エリアで置いたダイスの目の合計が一番多いプレイヤーのみ、その値が得点になる。

そうなると、最初のジャラ振りでデカイ目を多く出したプレイヤーが有利すぎるじゃないか!?となるが、そこもケアされている。

プレイ中、エリアにダイスを置く際に、そのエリア内にある同じ目のダイスを全て振りなおす。

小さい目がたくさんあれば、自分のダイスを振りなおして出目を上げることができる。

スゴロクって売り文句と、地味な盤面からちょっと不安になったが、昔のドイツゲームのような面白さがある。

オペラ座の怪人

評価:6/10

オペラ座の怪人 vs 捜査官。

二人用推理ゲーム。

いや、どちらかというとパズル要素の方が強いかな。

「ミスタージャック」の系列のゲームのようだが、「ミスタージャック」自体は未プレイ。

ルール読んだ感じだと、かなりルールは似ている。

だが、マップ構成がシンプルになっている。

思考もシンプルになって初心者向けになってるんじゃないかな?(元をやってないので、予想でしかないが・・・)

時間も15分ぐらいで終わるし、二人用ゲームとして丁度いいなぁ。

何回かプレイすると流れが決っちゃいそうな気もするので、プレイに変化をつけることが出来るバリアントがあると、尚良かったかな。

ダンジョン オブ マンダム

評価:6/10

多くのモンスターが巣食うダンジョンに挑戦するプレイヤー。

だが、挑戦することができるのは最も男気があるプレイヤー1人だけ。

男気とは何か?

装備を待たず、裸で挑む者こそが真の男だ。

っていう設定のゲーム。

プレイ感としては「髑髏と薔薇」に近い。

装備ごとの効果の説明をしないといけないのが、若干面倒か・・・

ただ、テーマ性は強くなっているので、世界観にグッと引き込めばインストは簡単になるだろう。

システム派なら「髑髏と薔薇」。

テーマ派なら「ダンジョンオブマンダム」。

って感じかな。

人によって出しわけるようにしよう。

ブリュッセル1893

評価:6/10

色んな要素詰め込んでみました系なのだが、各要素がそれぞれちょっと凝っている。

この凝り方が「単にめんどくさい」のか「相互作用による面白さを生み出す」のか。

どっちに転ぶ!?

1回プレイした印象だと6:4で「めんどくさい」寄り。

ワーカープレイスメントと同時に競りを行うシステムは面白い。

だが、

・建物の建築に必要な資材を表す時計システム

・美術品の種類による収入システム

・ケイラス的な補助アクションシステム

・スタートプレイヤーによる使用エリアの決定システム

等々・・・

多すぎる!!

システム多すぎる!

思いついたのをつけりゃー良いってもんじゃないよ!

と言いつつも、それぞれの相互関係も面白いので一概にダメとは言いにくいのが、このゲームの憎いトコロ。

削るべきところは削ったらもっと良いゲームになったんじゃないかな?

この要素の多さ。

要素の多さに定評があるフェルトとも、また違った多さ。

良く言えば各要素にひねりがある、悪く言えばまとまりがないって感じかな。

ってことで、まだ見えない部分が多いので、もう1回ぐらい遊んでみたい。

アド アストラ

評価:6/10

ダイスを使わないカタン。

自分の宇宙船を惑星に移動して、そこにコロニーを設置して、さらなる資源を得る。

そんなテーマから、「カタンの開拓者 宇宙編」を思い出してしまうが、このゲームは良い。

資源産出がダイスロールではなく、各プレイヤーのカードプレイになっている。

このカードプレイがちょっと変わっていて、全12か所ある共通のカードエリアに各プレイヤーが順番に自分のカードを裏向きにプロットしていく。

12枚配置されたら、1番端から順番にめくっては処理、めくっては処理していく。

カードの効果は「資源産出」や「建築」「交渉」「得点計算」。

基本的に全員に適用される効果なので、他の人が出すだろうと思うカードは出さないでおいたり、なんとなく「レースフォーザギャラクシー」を思い出させる。

「得点計算」もカード効果になっているのが面白い。

3枚ある得点計算カードには、それぞれ2種類の得点方法が描かれていて、そのカードをプレイしたプレイヤーがどちらかを選んで全員に適用される。

さらに、その得点計算で一番得点を獲得したプレイヤーにはボーナス得点がある。

基本は、このボーナスを狙うのだが、ゲーム終了条件が「誰かが50点を超えたら終わり」なので、逃げ切れそうなら一気に得点加算して逃げ切ることも可能。

「カタンの開拓者 宇宙編」は運要素を増やした上に長時間化させたのがイタダケなかったが、このゲームは運要素を減らして時間もそこまで長くなっていない。

ルールを聞いただけだと、カタンをちょっと変えただけか?って気になるが、しっかり独自のプレイ感になっている。

うーん、良いな。テーマが宇宙じゃなかったら買っちゃってたな・・・

スチームパーク

評価:6/10

早振りダイスロールでテーマパーク建設。

全プレイヤーが一斉にヤッツィー式ダイスロールを始める。

これで良いって思ったプレイヤーから手番順タイルを早取り。

早く終わらせると、手番順が早いだけじゃなくて、ゴミを除去できる。

逆に手番順最後だとゴミが増えちゃうので、のんびりしていられない。

で、手番順に従ってアトラクションを建てたり、お客を呼び込んだり、自分の能力をアップさせる小屋を建てたりできる。

お客が増えると収入が増えるのだが、それと共にゴミも増える。

ゲーム終了時にゴミがたくさんあると、減点される。

それどころか、あまりにゴミが多いと脱落すらありえる・・・

そうなってくると、ダイスロールの早決めで勝負が決するのかいうと、そういうわけでもない。

各自3枚配られる得点カードがあって、これには「緑のアトラクションのマス数」や「今回出した建設の目の数」に応じて得点が獲得できる。

このカードを効率的に使って得点を伸ばしていくのだ。

あと、異なる色のアトラクションは隣接できなかったり、パズル要素もあり。

こういう、パーティー寄りゲームにしてはルールがちょっと多いけど、無駄のないルールで好印象。

アートワーク、コンポーネント共に申し分ないので、ダイス好きやリアルタイム好きは買っちゃってください!

ジャスト4ファン カラーズ

評価:6/10

ジャスト4ファンの続編。

無印よりも思考は単純化している。

だが、その分運が減り、アブストラクトに近づいているってことでもある。

あと、無印にあった計算のダウンタイムが無くなっているのが良い。

後発だけあって、こっちの方が洗練されてるんじゃないかな。

相変わらず見た目が地味だけど、面白いよ。

雲南

評価:6/10

競りのようなワーカープレイスメントのような。

ワーカーを置くのにコストがかかるタイプのワーカープレイスメントなのだが、競り的な要素がある。

安めのコストに置いただけだと、オーバービットされた時に、コマを返還させられる。

戻されたコマは再び使えるので、そこまで痛くはない。

わざとオーバービットしてもらうことで、手番を遅らせることもできる。

で、競り的ワーカープレイスメントでとったアクションで何をするのかっていうと、新たな地への駒の進行や建物の建設。

駒を先に進めたり建物を建てることで、ラウンド終了時の報酬を増やすことができる。

この報酬は、お金か得点に変換することができる。

序盤はお金で、徐々に得点に移行するのがセオリーだろうが、序盤から得点化してもソコソコいけそう。

ルールからは地味な印象を受けるのだが、終盤にかけて急増する得点や銀行による膨大な収入、駒の追い出しによる致命的な損害等、ダイナミックな展開が結構起こる。

その分1手1手が重く、到底初心者を混ぜて遊ぶことはできないだろう。

運要素一切無いしね・・・

ってことで、プレイヤーの対応幅は狭い。

だが、その枠内のプレイヤーだけでプレイすれば、大いに楽しむことができるだろう。

僕にはちょっとインタラクションが直接的すぎるかな・・・ってことで、この評価。

システムやバランスには感心させられた。

京都

評価:6/10

クニちゃんが日本をイメージして作ってくださった、大変ありがたいタイル配置ゲーム。

きっと御利益もある。

要約すると簡易版頭脳絶好調。

いや、ほんとルール聞いただけだと「はい、評価5です。ありがとうございました」って思いましたが、実際プレイしてみると、なんだか楽しい。

じんわり楽しい。

自分の地形は2倍になるっていう、一見大雑把なルールも、良い具合に機能している。

まぁ、もちろん引き運はあるけど、ファミリーゲームとしてみたら全然許容範囲。

でも、この写真からもわかる通り、プレイしている光景を見て、「面白そう~!」ってなる人は少ないだろう。

意外と面白いんですよ。じんわりと面白いんです。

これが京都なんです。

遊んでみてください。