Skip to content →

タグ: 6

アトランティス

評価:5/10

沈みゆくアトランティスから、財宝を持ち出しつつ脱出。

コロヴィーニ作。

アトランティスにいる自分のコマ3つ全員を新大陸へゴールさせればゲームが終わる。

ここらへんだけだと、同作者の「カルタヘナ」と似ている。

だが、プレイ感は結構異なる。

最初にゴールさせたら勝ちってわけじゃなくて、途中で良い財宝を拾っていかないといけない。

だが、もたもたしていると、人に財宝として取られちゃったマスは海になってしまい、越えるのにカードや得点を支払わないといけなくなる。

財宝をゆっくり拾うか、さっさとゴールするかって感じかな。

コースの並びによっては、特定のカードが強くなり過ぎる。

カードドローは山引きなので、この引き運が高い印象。

なんでもカード2枚でワイルド扱い、それが強すぎるなら3枚でワイルド扱いみたいな運ない人の救済入れてほしかったなぁ。

でも、それを入れないのがコロヴィーニ!かっこいい!

長距離移動できるレースゲームなので、一気に移動できた時の爽快感は良い。

「カルタヘナ」ほどシンプルじゃないし、運要素もそこそこ高いが、その分長考せずに気楽にプレイできる。

レミング

評価:6/10

レミングの崖からの飛び込みがテーマのレースゲーム。

地形カードをプレイして自分のレミング2匹をゴールさせる。

地形は、「岩」「泥」「湖」「砂漠」「森」の5種類と「平地」。

平地はどの地形カードでも移動できるが、他の地形は対応する地形カードでしか移動できない。

また、地形カードをプレイすることで、それまでに出されている同じ地形カードの数字の合計が移動数になるので、どんどんバブリーになる。

が、大きな数字の地形カードがプレイされることで、そのバブルも終わる。

この移動バブルに乗れるか乗れないが、勝負を大きく左右する。

あと、バブルを切ったプレイヤーは、移動数が減る代わりにマップ上の地形変化を起こすことができる。

この地形変化は、自分の移動の補助にも使えるし、他プレイヤーへの邪魔としても使える。

少ないルールで新鮮味のあるプレイ感はブリーズデールらしい。

そして、ちょこちょこ見え隠れする大味感もブリーズデールらしい。

地味な見た目のヘックスボードから良いイメージがなかったが、遊んでみると楽しい。

やっぱり僕はブリーズデールと相性が良いみたいだ。

カプチーノ

評価:6/10

スタック版「オイ、俺の魚だぜ」

初期配置以外に運要素のないガチンコアブストラクト。

ルールは非常にシンプル。

手番では、自分のカップが一番上になっているスタックを隣のスタックに被せるだけ。

この時、移動先のスタックが移動させるスタックの高さ以下でないとイケナイ。

「以下」なので、同数でもOK。

重ねることでしか移動できないので、どんどん穴が出来てきて、いくつかの島になることになる。

誰も移動できなくなった時点で、自分のカップが一番上になっているスタックのカップ数を合計して、一番多いプレイヤーの勝利。

上級ルールでは、初期配置から手番順で行うので、運要素はゼロになる。

可愛らしいコンポーネントなので、見た目の引きは強いね。

あと、多分だけど、あなたがイメージしている倍はデカイよ。カップのサイズ。

おばけキャッチ

評価:6/10

反射神経ゲーム。

「赤い椅子」「緑のビン」「青い本」「灰色のネズミ」「白いオバケ」

これら5つの駒の内からカードで示されたものを早い者勝ちで取る。

だが、指定の仕方にちょっとした工夫があって面白い。

基本は、指定カードに描かれている駒を取れば良いのだが、中には変則的な指定があり、それが頭を混乱させてくる。

更に上級ルール。

「本」が描かれていたら、駒を取るんじゃなくて駒の名称を「言う」。

もう、てんやわんやです。

最近、これでも飽き足らず「おばけキャッチ名人技」なるバージョンも出ている。

怖すぎて手を出せずにいるが、そのうちコッソリやってみよう。

パラディシオ

評価:6/10

究極にシンプルなタイル配置。

二人用。

各自に8枚ずつタイルを配る。

順番に1個ずつタイルを配置していって、先に配置できなくなった方の負け。

あと、タイルは4×4に収まるように置かないとダメ。

ぱっと見、陸か海かの2パターンしかないように見えるが、実は半分陸で半分海ってパターンがあるので、計4パターン。

道・草原・城の3パターンしかない「カルカソンヌ」よりも複雑なのだ。

1プレイ5分ぐらい。

何かの合間にササッとプレイするのに最適。

ボスキート

評価:6/10

バナナを使ってゴリラを競り合う。

公開競りなので、他の出方を見ながら腹の探り合い。シャハト。

基本的に手番では1枚バナナカードを出すか1枚バナナカードを引くか。

各色で出したバナナカードの数を比べて、一番枚数を出したプレイヤーしかゴリラカードは貰えない。

他のプレイヤーの出方を見ながらけん制しあう。

意地を張り合うと、どちらかがヒドイ目に合うが、肝心な所では意地を張らなければいけない。

ゴリラカードは1~9で、1は1枚、9は9枚ある。

搾取的に、各数字で最多枚数のプレイヤーはその数字の得点を貰える。他のプレイヤーは1枚1点。

少し救いがあるのは、最多がタイの場合は、どちらも数字の得点がもらえる。

この仲良し得点がゲームのカギか。

他にも、微調整が効くバナナチップだったり、次ラウンドのカードが見えていたりと、しっかり味付けされている。

あと、カードサイズが無駄にデカイのが良い。ゴリラだもんね!

スウィッシュ

評価:6/10

バスケットボールがリングに当たらずにシュッと入る。

あの気持ちよさをカードゲーム化!

場に並べられた16枚の透明のカード。

カードには1つのボールと1つのリング。

これらのカードを2枚重ね合わせて、互いのボールを同じ色のリングに入れる。

早い者勝ち!リアルタイムゲーム!

と、ここまでが初級・・・

本番は3枚以上のカードを重ね合わせてそれぞれのボールをリングへ入れる。

これを聞いた時は「無理無理無理!1枚も取れないわ!」って思ったけど、やり始めたら結構いける。

ピタッとはまると中々気持ちいい。

もちろん得手不得手が出る類のゲーム。

とは言え、「セット」みたいに頭が痛くなることはないので、気楽に挑んで見てください。

ビックディール(アミーゴ)

評価:6/10

企業乗っ取りの経済ゲーム。

会社の株券を集めて、設立に必要なリソースを集めて会社を設立する。

会社を設立すると、毎手番収入が入るので、たくさんの会社を設立したい。

だが、ただ闇雲に設立すれば良い訳じゃない。

このゲームでは会社の乗っ取りっていう要素があるのだ。

この乗っ取りっていう言葉を聞くと怖そうに感じるが、しっかりお金を持っていれば怖いことはない。

お互いに得することもできる。

だが、お金を持っていないと激安で買いたたかれてしまう。

そうなるとすごく損なので、リスクマネジメントはとても大事。

最後、終了カードが7枚めくられると急にゲームが終わる。

そうなると、会社やリソースの価値は激減するので終了カードが5、6枚になったら早々に店じまいしないといけない。

序盤からいきなり、奪い奪われのヒリヒリしたやり取り。

最近のゲームでは感じられない緊張感がある。

ボードゲームでこんなにドキドキしたのは久々だ。

自由度が高く、完成度の高いシステムなのはわかる。

だが、やっぱり「企業乗っ取り」っていうのが日本人気質な僕には合わなかった・・・

会社への思い入れがあるとこのゲームには勝てない。

太陽と月

評価:6/10

ほぼ二人用カードゲーム。

(追記)「2人用じゃない!4人用だ!」って指摘を受けて、4人プレイを体験。かなり印象が変わった。評価4→6へ変更

各プレイヤーの前に太陽の列と月の列がある。

各列は左から右へ昇順になっていないといけない。「ロストシティ」みたいにね。

で、カードを出す時は列の左端か右端に追加しないといけない。

そうこうして、自分の前に5枚以上の列ができたら、得点化することができる。

このゲームで面白いのは、相手の列にもカードを置くことができるってルール。

これによって、いやらしい妨害や、意図しない協力が起こる。

なぜ意図しない協力が起こるのかと言うと、手札を使い切るまで手札補充ができない為。

手番には何かしらの行動をしないといけないので、相手の場に良いカードを出さざるを得なくなるのだ・・・

ルールだけ読むと、中々面白そうな雰囲気があるが、実際プレイしてみると手札運がかなり高く、選択肢が少ない。

アートワークは良いので、手軽にキャッキャと楽しめば良いんじゃなかろうか。

(追記)

2人プレイだと不満だった「どうしようもなさ」が、4人プレイではかなり軽減されている。

手札が5×2になっているのもあるし、仲間からのヘルプもある。

あと、「ロストシティ」ペア戦と通じる、「俺が行くのか?仲間の様子を一回見るか?」っていう仲間との不自由な意思疎通も楽しい。

ってことで、4人専用。2人でプレイしちゃダメ!

ファウナ

評価:6/10

動物の生息地や大きさを当てるクイズ。

クイズなんて、ほとんどやらないけど、実際やってみると面白い。

テレビではクイズ番組を良くやってるけど、一般人はクイズってなかなかやらないからね。

クイズに賭けの要素を加えることでゲーム性も増している。

というか、この賭け要素が無かったら、ここまで取り沙汰されるゲームになっていなかっただろう。

気の知れた者同士で、適当なこと言いながら遊びたいパーティーゲーム。