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雲は知っている

評価:5/10

雲(親プレイヤー)が風たち(子プレイヤー)にお題を伝える。

「ポンジスキーム」「鋼鉄と火薬」のデザイナー。

数十個のお題の中から1つを選んでそれを雲の形で伝える。

ただ、親は自由に雲カードを選べるんじゃなくて、子から渡される雲カードを配置していく。

お題に沿わない雲カードを渡さたら拒否も出来るのだが、回数が限られている。

子も手当たり次第に回答できるわけじゃなくて、雲カードを親に渡すことで得られるチップを消費することで回答することが出来る。

と、色々ルールはあるのだが、これらのルールが面白さにつながっているわけじゃない。

お題伝えゲーム自体の面白さ。

ひねりが殆ど無いんだけど、ほんとに「ポンジスキーム」のジェシーリーなのかな?同姓同名なだけ?

マッチョモンスター

評価:5/10

モンスターとなって城を襲う。

台湾発の「ダンジョンギルド」のリメイク。

基本ルールは同じだけど、手番がカタンの初期配置のようなUターン手番から素直な時計回りになっている。

昔のことなんではっきりしないけど、Uターン配置の方が起伏があって面白かった気がする・・・

あと、個人的に大きいのはイラストの変更。

これは良い。

今回のが良いってことはないのだが、前の萌え絵風イラストには所有欲を削がれるからね・・・

ちょっとしたボードがついたことで割高になりそう。

カードゲーム小箱で出してほしかった・・・

ミシシッピ

評価:5/10

ミシシッピ川での蒸気船レース。

1988年の年間ゲーム賞推薦リスト入り。

自分の駒をいち早くゴールさせたプレイヤーの勝ち。

ヘックスが並んだ盤面から四方八方に動けそうな印象を受けるが、コースは1本道。

岸の間を行ったり来たりしながら徐々に前進する。

プレイヤーには均等に燃料の薪が配られる。

手番ではこの薪を1つ支払う毎に1マス前進。

1マス受け取る毎に、1マス後退。

こう聞くと、「結果、全く進まないよ?」と思うのだが、これとは別に他プレイヤーとの接触によって前進できる。

駒の6辺には数字が割り振られていて、接触した駒同士の数字を比べて大きい方の船が差分だけ前進するのだ。

これが連鎖するので、二人三脚の要領で一気に10マス以上進めたりする。

ここで奇妙なコース形状が意味をなしてくるのだ!

折り返してきている駒とも接触できるからね。

スタート時の方向決め以外は、完全なアブストラクトなのだが先が読めなさすぎて逆に運ゲー化してしまった。

3人と5人でプレイしたが、3人だとギリ見通せるが、5人だとカオス!

何がなんだかわからない内に一気に20マスぐらい進めてもらえてたりする。

アブストラクトでありながらパーティーゲームっていう貴重なゲーム。

インサイダー・ゲーム

評価:5/10

「ウミガメのスープ」+正体隠匿。

オインクゲームズ新作。

答えを知っているマスターに

「それは生き物ですか?」

「それは30kg以上ありますか?」

みたいなYES/NOで答えられる質問を繰り返して絞り込んでいく。

マスター以外にも一人だけ答えを知る「インサイダー」が紛れ込んでいる。

インサイダーは他のプレイヤーに自分がインサイダーだと気づかれないように、答えへと導いていく。

答えが出た後に、誰がインサイダーかを投票して当てられなかったらインサイダーの勝ち、当てられたらインサイダー以外の勝ち。

既存のゲームを組み合わせただけなのだが、「変な質問するなぁ。インサイダーだろ!?」とか「え?なんで急に答え分かったの?インサイダーだろ!」みたいなやりとりが妙に楽しい。

ただ、勝敗判定がちょい微妙。

制限時間内に答えを導き出せなかったら「全員負け」なのだ。

極端な話、全員黙ってインサイダーがしびれを切らすのを待つっていう戦法が有効になってしまう。

逆にインサイダーってばれるぐらいなら、全員負けで良いやって考えもありえる。

そんな無粋なことをする人は少ないだろうけど、気付いてしまうとちょっとモヤモヤする・・・

これ以上ルールをごちゃつかせたくない気持ちもわかるけど、僕みたいな小難しいゲーマー向けに小難しいヴァリアントを考えてもらいたい。

自分が答えを当てるメリットが「気持ちいい」だけなのが問題なんだろうな。

(追記)

何度かプレイしてみたが、勝敗についての弱点に気づかれて興ざめになることが多々あった。

評価6から5にダウン。

フリフリボーリング

評価:5/10

小さなスペースで遊べるボーリングゲーム。

国産。

紐で吊るされたボールを投げて、くるーりと周回してきたボールでピンを倒す。

あと、一番の見どころは自動ピン再配置機能。

ボードの端に付いているリングを引っ張ると倒れたピンが一瞬で正しい位置に!

これが、ゲームのテンポを崩さなくて意外と素晴らし機能だった。

雲海

評価:5/10

ちょっと変わったカードピック。

イエロ新作。

手番では、まず1のカードをすべて見て、全てを獲得するしないかを選択。

獲得しない場合、1のカードに1枚追加して、2のカードを全て見て獲得するか、しないかを選択・・・と3のカードまで続ける。

3のカードも獲得しない場合、山札から1枚獲得となる。

カードは

・セットコレクションの遺物

・シンプルに得点となるラム酒

・特殊効果を得る宝物

・定期的に起こる戦闘で必要な空賊

の4種。

裏面から種類がわかるようになっている。

ルールから受ける印象は平凡そのものだが、意外と楽しめた。

複数人と秘密を共有する感じが楽しいのか・・・

純粋に坊主めくり的なプレイ感が楽しいのか。

ボルト

評価:5/10

プロットでロボットバトル。

ダイス3つを使ってロボの動きをプロット。

動きと言っても、移動と射撃だけ。

ダイスは振るんじゃなくて、好きな目で置ける。

このゲームの面白いところは、射撃ヒット後の処理。

相手の方向を狂わせる!!

そうなると、後の行動が全て台無し。

早めに動いたほうが有利なのだが、弱い行動ほど早く処理されるようになっていてそこら辺は上手く機能している。

元のルールだと泥仕合で無駄に時間が長くなるらしいけど、バリアントを入れたらキチンと収束した。

パワーボート

評価:5/10

ダイスの増減でスピード調整。モーターボートレース。

クワリ。

最初はダイス0個でスタートして、手番のはじめにダイスを1個増減できる。

1手番でボートは60度しか回転できないので、ブイを周るタイミングでスピードを落とす必要がある。

あと、前回までに降ったダイスは振り直さずに出目をキープしても良い。

なので、ダイスレースゲームでありながら、意外とダイスロールの機会は少ない。

ただ、要所でのダイスロール結果次第では大きなタイムロスを強いられるので、自然とダイスロールに力がはいる。

カーレースに比べて自由度が高く面白い。

キューブクエスト

評価:5/10

ダイスでやるおはじきゲーム。

ダイスの種類はオークと戦士とキング。

順番に自分のダイス1つを弾いいていく。

相手のキングを盤外に弾きだしたら勝ちだ。

盤面は3つのエリアにわかれている。

自分のエリア、中立エリア、相手のエリア。

相手のエリアに自分のダイスが入ると、ダイス目によって処理が変わるのだが、ダイス目は2種類だけ。

その場に残るか、自分のエリアに配置し直すか。

シンプルで大変よろしい。

純粋なおはじきの楽しさ。

あと、丸い駒じゃないので変な方向に飛んでいきがちで笑える展開になりがち。

サイズ

評価:5/10

架空世界の1920年、ヨーロッパを舞台としたウォーゲーム。

メックと呼ばれるロボットと農民が共存する不思議な世界観。

キックスターター。

ワーカーによる資源獲得と、メックによる戦闘をバランス良くこなしていく感じ。

最近のキックスターターゲームにありがちな要素てんこ盛り、コマもてんこ盛りゲーム。

要素をモリモリして、その理解と解析を競うゲームと化している気がする。

それが出来た上で、ようやくインタラクションが見えてくるのか・・・

理解・解析が好きなプレイヤーにはたまらないかもしれないが、個人的には楽しむまでのハードルが多すぎると感じちゃう。

ただ、アートワークや世界観はかっちょいい。