ミシシッピ川での蒸気船レース。
1988年の年間ゲーム賞推薦リスト入り。
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自分の駒をいち早くゴールさせたプレイヤーの勝ち。
ヘックスが並んだ盤面から四方八方に動けそうな印象を受けるが、コースは1本道。
岸の間を行ったり来たりしながら徐々に前進する。
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プレイヤーには均等に燃料の薪が配られる。
手番ではこの薪を1つ支払う毎に1マス前進。
1マス受け取る毎に、1マス後退。
こう聞くと、「結果、全く進まないよ?」と思うのだが、これとは別に他プレイヤーとの接触によって前進できる。
駒の6辺には数字が割り振られていて、接触した駒同士の数字を比べて大きい方の船が差分だけ前進するのだ。
これが連鎖するので、二人三脚の要領で一気に10マス以上進めたりする。
ここで奇妙なコース形状が意味をなしてくるのだ!
折り返してきている駒とも接触できるからね。
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スタート時の方向決め以外は、完全なアブストラクトなのだが先が読めなさすぎて逆に運ゲー化してしまった。
3人と5人でプレイしたが、3人だとギリ見通せるが、5人だとカオス!
何がなんだかわからない内に一気に20マスぐらい進めてもらえてたりする。
アブストラクトでありながらパーティーゲームっていう貴重なゲーム。