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ビースティーバー

評価:4/10

行列の出来るバー「ビースティーバー」に自分の動物を沢山入店させる。

スカウトアクション9位。

プレイヤーは同じ構成のカードを受け取って個人山札にして、そこから4枚を手札にする。

手札から1枚ずつ出して、行列の最後に置いていく。

行列が5人になった時点で、先頭二人が入店、最後尾一人が捨て札。

で、各カードには特殊効果がある。

この効果、どれも強烈!

いきなり先頭に割り込むライオン

前にいる弱い動物を食い殺すワニ

行列内で強さ1番2番の動物を追放するスカンク

行列の前後を入れ替えるアシカ

等々・・・

手番での選択肢は狭く中盤以降は大体1、2択になる。

真剣に遊ぶのはツライ感じ。

ルール読んで、「同人っぽいな」と思ったのだが、これをドイツがどう料理したかと期待していたら、特に料理してなかった。

カード出してのワーキャーと楽しむゲームだろう。

上級ルールで遊んだら、雰囲気変わるのかな・・・?

カードがディクシットと同じサイズでデカイ。

それだけでテンションは上がる。

シカゴ証券取引所

評価:4/10

シカゴ証券取引所

ミニマルな株取引。

いや、株ゲームに分類するのも、はばかられるぐらいシンプル。

タイルの山を円形に配置する。

それらのタイルのどれかにミープルを置いてゲームスタート。

手番のプレイヤーは1~3歩ミープルを動かす。

そして、ミープルの前のタイルと後ろのタイル2枚のうち1枚を自分のものに、1枚を捨て札にする。

捨て札にしたタイルの株価が1段階下がる。

ちなみに、このゲームで株価が上がることはない。

タイルの山が残り2個になったらゲーム終了。

自分が取った全タイルの価値を合計して勝負する。

今回4人プレイだったのだが、ちょっと多すぎた。

1順する間に状況が変わり過ぎるので、その場その場で最善と思われる手を打つしかない。

ちょっと抜けると3人に叩かれるしね・・・

基本的には二人用のゲームな気がする。

7ステップス

評価:4/10

キースリングとシュタウペが作ったアブストラクト(風)ゲーム。

なんだなんだ!?この二人が共作!?ってことで飛びついた。

7色が7マスずつの盤面に手元の1~7枚のディスクを置いていく。

最初の1枚は空マスに置いて2枚目以降は一筆書きの要領で置いていく。

この時、マスとディスクは同じ色じゃないといけない。

さらに、直前と同じ階層か一つ上の階層にしか置けない。つまり、下の階層には行けない。

で、手番の最後に得点計算。

今置いたディスクそれぞれの階層の合計が得点となる。

終盤に向けて階層が高くなり取れる得点が高くなっていき、逆転が可能になっている。

あと、手番で7点以下しか獲得できなかったら、特殊タイルを獲得できて弱者救済になっている。

特殊効果は選択肢を増やすので、あえて低得点に抑えて特殊タイルを取るって戦略もありえそう。

一見アブストラクトなのだが、袋からディスク補充のランダムが強すぎる。

しかも、4人プレイだと1周する間に盤面が変わり過ぎるので、その場その場でのベストを考えるしかない。

キースリングらしさもシュタウペらしさも全然出てないね・・・

見た目は良いのに、残念だ・・・

あと、運高めのA面と運低めのB面があるのだが、A面はあまりに選択肢が少なすぎるので、いきなりB面で良い気がするよ。

アメリカ産業界

評価:4/10

大企業の経営者となり、様々な事業に手を出しお金を儲ける。

そのためには、法律すら操る必要がある。

各プレイヤーは「医療」「不動産」「デジタル機器」等、様々な事業の会社を持っている状態でスタートする。

ゲームはいくつかのフェイズを通して行われる。

まず、国民の要望を決定する。

手番プレイヤーは山札から1枚めくる。

それが気に入らなかったら、お金を払って2枚目をめくる。

それも気に入らなかったら、更にお金を払って3枚目をめくる。

気に入ったのが出るか、お金を払いたくなくなったらそれまでにめくった要望カードの中から1枚を選ぶ。

その要望カードに描かれた事業の持ち主は収入を得る。

他のプレイヤーも、手番プレイヤーへ賄賂を渡すことで自分に有利な要望カードを選んでもらうことができる。

まぁ、大体相場は双方の儲けが半々になるぐらいに落ち着くのだが、ここで気を付けないといけないのは、賄賂のやりとりを黙ってみている他のプレイヤー。

このプレイヤーもその事業を持っている場合、賄賂なしで旨みだけ得ることになる。

黙ってるやつが一番得するって言う・・・悲しいことになったりします。

で、8枚の要望カードが決定したら、次は法案の公開と大統領の決定。

大統領になると、新たに追加される法律を3つ決められる。

立候補者はマニフェストを掲げて、他のプレイヤーにアピールする。

アピールが終わったら、投票。

投票に使われるのは金!

こんなことを4周やって、一番金持ちが勝利。

基本の流れは良いのだが、法律カードにテキストびっちり!

そして、法律にそこまで影響力はないっていうね・・・

国民の要望決定時の賄賂のやり取りの方が大事。

でも、このやり取りも下手すると第三者が得しちゃう・・・

かといって、慎重にやりすぎると著しくプレイテンポを損なうしね・・・

システムを楽しむって言うよりはテーマや雰囲気を楽しむゲームっぽいね。

政治経済好きでテーマ重視派向けなのかな?

僕はどちらでもないのでアレでした・・・

マグネイト(デックテット)

評価:4/10

各カードに2スート描かれている特殊カードセット「デックテット」を使った二人用ゲーム。

「カタン」と「バトルライン」を組み合わせた感じ。

5地区をバトルライン風に取り合う。

手番の最初に、ダイスロールして資源獲得。

その資源を使って、地区にカードを置いて更なる資源を得られるようにする。

最終的に、各地区でカードの値を比べて、多い方がその地区を支配。

支配した地区の多い方が勝利。

ベースが「カタン」なので拡大再生産。

このゲームには、弱者救済がないので最初資源に恵まれたプレイヤーがドンドン資源を生み出し、ドンドン差が広がる展開に・・・

他のルールも光るものはなく、全体的に同人臭が漂う。

「デックテット」を使ったゲームの中でも、この「マグネイト」が人気らしい・・・

これが人気となると・・・・・・そうですか・・・

チキチキマシン猛レース カードゲーム

評価:4/10

レースがテーマのゴーアウト系。

基本的には「ウノ」と同じで、場札の色か数字が一致すれば出せる。

そうやって、出したカードによって、マシンの順位が入れ替わる。

「ウノ」同様、手札が0枚にするのが目的。

だが、0枚になった瞬間に自分のマシンが1位になっていないとイケナイ!

収束性難有!

急に最下位になったりするカードもあるので、なんとも大味だが、チキチキマシン猛レースっぽさはあるかもしれない・・・

ドンクラーヴェ

評価:4/10

シンプルなブラフ?バッティング?ゲーム。

1プレイ10分ほどの手軽な同人ゲーム。

各プレイヤーに1~4のカード。

場には6種類の宣言カード。

スタートプレイヤーから1枚カードを伏せて出し、場にある宣言カードを付ける。

宣言カードには

「私が単独最大ランク」

「私と同じランクの人が一人以上いる」

「私と同じランクの人はいない」

みたいな感じ。

全員がカードを出したらオープンして答え合わせ。

難しい宣言程得点が高くなっている。

宣言カードの組み合わせが良くできていて、プレイしていると「そうなるのか」という場面もチラホラ。

選ばれなかった宣言カードの得点が高くなるってルールも展開を生み出すのに一役買っている。

が、繰り返し遊ぶ耐性は低そう。

お手軽価格みたいなので、十分元は取れそうだけど。

理想の納豆

評価:4/10

各自が求める理想の納豆を作る同人ゲーム。

枚数上限なしの「コロレット」システム。

1列を取って抜けたら、プレイに参加できなくなるのはコロレットと同じなのだが。

これを繰り返さない。

1回取ったら終わり。

最初に各自配られる好物トッピングはプラス点。それ以外のトッピングはマイナスになる。

好物は秘密なので、プレイするカードから他人の好物を予測するのだが、あまり気にしていられない。

他にも裏向きにプレイされるかき混ぜカードもあるので、見えない部分が多い。

「コロレット」のように悩みながらプレイするっていうよりは、サクサクッとプレイするゲーム。

戦国時代

評価:4/10

クニツィアのダイスゲーム。

エッセン新作。

ダイスをジャラーっと振って、場に並べられた城カード1枚のマス目を埋めていく。

全部埋め切れたら、城獲得!

場の城カードが全部なくなったら終わり!

城ポイントの一番高いプレイヤーの勝利!

そして、そこに攻撃要素をプラス。

他プレイヤーが獲得した城カードも奪える!

序盤は場のカードを取る平和な展開なのだが、終盤はバチバチの奪い合い合戦に!

ってことで、このままだと収束性に問題ありなのだが、

「プレイヤーから奪う場合は難度がちょっとアップする」

「同じ色の城を全部集めると奪われなくなる」

っていうクニツィアエキスをチョイ足し!

結果、収束性がそこそこ悪い平凡なダイスゲームの完成!

と相成りました・・・

ブーレイ

評価:4/10

トリックテイキングでギャンブル。

マストフォローでマストラフでマストウィン。

マストだらけでなんのこっちゃって感じだが、要は勝てる札があるならできるだけ出さないとダメっていうルール。

通常のマストフォローよりも縛りがキツいので、トリックが始まったらほぼ自動処理になる。

手札も5枚しかないからね。

このゲームの肝はカードプレイよりも勝負に参加するか降りるかの判断。

最多トリックを取れたら、賭け金全取り。

だが、勝負に参加したのに1トリックも取れないと「ブーレイ」と呼ばれ、掛け金分のお金を支払わないといけない。

ブーレイが連続すると掛け金が膨れ上がり、尋常じゃない額になる。

らしい・・・

というのも、今回のプレイではそこまでブーレイが発生せずに掛け金が膨れ上がることは無かった。

みんな手札が悪い時は堅実に降り過ぎたのが原因かもしれない。

どうも勘所が掴めなかったので、またプレイしたい気もする。