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タグ: 英数字

30カラット

評価:6/10

ほとんど価値のわからない宝石をトレード。

フランスのパブリッシャー。

プレイヤーは様々な色の宝石を同じ数だけ持っている。

各プレイヤーは自分の色の宝石の価値だけ知っている。

価値はー30~30までと結構なフリ幅。

手番では手番プレイヤーが宝石を提示して、それに対して他プレイヤー全員が宝石を提示。

手番プレイヤーが、いずれかのプレイヤーを選んで、互いが提示した宝石を交換する。

手番プレイヤーの提示の前に、手札からカードをプレイしてその指示に従った宝石を提示しなければならない。

最初に配られた3枚を1枚ずつ使って3枚全部を使わないとイケナイので、自分の宝石の価値を考えて使う順番を考えていく。

あと、黄色の宝石は金塊と呼ばれ、価値が+10と決まっている。

これを支払うことで、袋の宝石とトレード出来たり、他プレイヤーの知っている宝石の価値を知ることが出来る。

情報を多く知ったプレイヤーの動向でなんとなくの価値がバレてしまうので気を付けないとイケナイ。

ゲームの楽しみをプレイヤー側に投げすぎている所があって、 中々危ういゲームではあるのだが、疑心暗鬼のプレイ感は他のゲームに無い魅力。

これをブラッシュアップしたゲームの登場に期待したい。

3×8

評価:6/10

「ソリティア」ゲームを複数人で遊べるように。

アミーゴ新作。

0~109のカードと、妨害カード10枚。

手札4枚で、場に3枚。

手札から自分の前にカードを出していき、昇順8枚の列を3列完成させることが目的。

同じ色なら一気に出せるルールや、しゃがんだり、他プレイヤーの妨害をすることで手札枚数を増やせるルールが効いている。

自分の前には4列しか作れないので、先行しているプレイヤーほど自由度がなくなる調整も上手い!

中盤のブーストしていく感覚と、終盤のもたつき。

「アミーゴっていうよりもNSVっぽい」という声が上がったが、確かにそんな感じ。

今期エッセンのアミーゴ小箱の中では1番!

5ミニッツ・チェイス

評価:4/10

タイル配置でリアルタイム追いかけっこ。

1人がランナーとなり逃げ、もう一人はチェイサーとなり追いかける。

ランナーは刑務所からスタートして、タイルをルールに従って配置していく。

3つのアイテムを配置したうえで隠れ家まで到達できれば勝ち。

チェイサーはランナーが配置したタイルに正しいチップを置いていき、ランナーを追う。

ランナーが隠れ家に逃げ込む前にランナー追い付くと勝ち。

タイル配置もチップ配置も、それほど難しい判断は要らないのだが、追いかけっことなると焦る!

4人だと、ランナーは2方向から出発して最終的に同じ隠れ家に合流しないとイケナイっていうちょっと面白いルールが加わる。

面白い発想だが、実際遊んでみるとワチャワチャするだけでゲーム的な上手さは無かった。

U.S.テレグラフ

評価:7/10

「アッティカ」のリメイク。

ルール的には全く同じだがプレイアビリティが向上している。

タイルのナンバリングや配置済み建物を記録するためのチップ等、プレイアビリティが向上している。

全体的な雰囲気は「アッティカ」の方が好みだったけど、ちょっと遊びにく過ぎた・・・

良いリメイクなのでは無いでしょうか。

The Legend of the Cherry Tree that Blossoms Every Ten Years

評価:6/10

タイトルは「十年に一度花を咲かせる桜の木の伝説」っていう意味。

桜遊庵の「ひとひら」をイエロが製品化。

ルール的な変更は無し!

袋のイラストプリントや、駒の形状等、元版へのリスペクトが感じられてイエロの好感度アップ!

イエロというよりはフランス人の日本文化に対するリスペクトだろうか。

Q.E.

評価:6/10

情報戦を紛れ込ませた競り。

プリント&プレイ版。

16枚のカードを1枚ずつ競るだけ。

1人が親となって、まず自分のビッド額を提示する。

他のプレイヤーは、親の提示額を見たうえで、自分のビッド額を書いて親に見せる。

親は全てのビッド値を見たうえで、最高額のプレイヤーにカードを渡す。

親しか落札額がわからないってのがミソ。

持ち金は無限で、いくらでもつけられるのだが、最終的に落札額合計が一番多いプレイヤーは脱落となってしまう。

相場観を共有していないとエラい目に合う。

システムは秀逸。

最高額脱落ルールと落札額の情報の隠れ具合のバランスが上手い!

コンポーネントが無駄に豪華なのがいただけない。

タイル版を3000円ぐらいで出してくれない物か・・・

K2:ブロードピーク

評価:6/10

K2に2つの追加マップ。

今回は裏面の縦走マップ。

東からのコースと西からのコースがあり、どちらから登っても良い。

そして、3つの峰に早取りのボーナスチップ。

更に、東西のチェックポイントを両方通過することで縦断したと判定されてボーナスチップの得点がアップ!

あと、テントが一つだけになっている代わりに設置後回収できるようになっている。

少し要素が増えていて考え所が増えているが、K2の魅力を削ぐほどの物では無い。

「K2」の面白さを再確認するのに良い拡張。

表面マップの方が厳しそうなので、ぜひプレイしてみたい。

Ancestree

評価:4/10

ブースタードラフトで家系図づくり。

配置の縛りは緩いので(同性でも結婚できる!)ドラフトに集中できるのかと思いきや、その緩い配置制限の確認が面倒過ぎて、結果適当にプレイしてしまった。

他の家系図系ゲームに比べて、家系図感が無いのもマイナス。

13DAYS

評価:6/10

キューバ危機をテーマにした二人用ゲーム。

「トワイライト・ストラグル」フォロワーで45分級に短縮。

「フラムルージュ」のデザイナー。

各地域でキューブを置いて影響力を競うのだが。

キューブを置くとデフコンレベルが上がってしまい、これが上がりすぎるとサドンデス負けとなる。

このサドンデスがいい緊張感を生み出している。

「トライライト・ストラグル」はカード量、プレイ時間共に長すぎて気持ちが散漫になってしまったのだが、このゲームは肝が凝縮されていて勘所が見えやすい。

フォロワーとして、きっちりシステムを昇華させている気がした。

逆に「トワイライト・ストラグル」が好きな人は物足り無く感じるだろう。

Qui Paire Gagne

評価:7/10

スピーディーで雑多な「フェイスカード」。

「Pluckin’ Pairs」のフランス語版。

11枚の写真カードを場に並べる。

この11枚の写真から、各自が自分の思うペアを5組作る。

「色が似ている」とか「海関係」等々・・・ペアの理由は自由。

砂時計による時間制限があるので、ゆっくり考えてもいられない。

他の人と同じペアを作れていれば得点獲得。

あと、ペアになれなかった残り1枚も一致していると得点が得られる。

ただこれだけなのだが、面白い!

無理やりなペア組が一致した時の気持ちよさ。

他の人の思い開けない理由を聞くのも楽しい。

テンポ良く遊べて、ワッと盛り上がる理想のパーティーゲーム。