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サムライスピリット

評価:4/10

サムライスピリット

ボザの新作協力ゲーム。

「7人の侍」がモチーフらしいけど、なんか獣人化してるね。

基本的には、カードめくりのバーストゲーム。

プレイヤー毎に特殊能力があって、それを他のプレイヤーに渡すことができるので、それの使いどころが肝なのかな。

でも、考えどころはほとんどないので、カードめくってドン!ワーキャー!って感じでございます。

テンション高めで挑まねばならない。

サンクトペテルブルグ(2版)

評価:8/10

ハンスの代表作「サンクトペテルブルグ」のセルフリメイク。

5人までプレイ可能になって、市場っていう新ラウンドが追加。

変更点としては、カードバランスの見直し、イラストの変更等々あるが、一番気になっていたのは市場システム!

職人ラウンドと建物ラウンドの間に市場ラウンドってのが割り込んできました。

市場カードが生み出すのはちょっとのお金・・・そして市場トラック!

市場カードの右上には果物、穀物、魚、野菜、鶏のマークが描かれていて、カードを購入すると市場トラック上の自分のマーカーが進む。

市場トラックを進めると何が良いかと言うと、決算時、種類ごとに1番と2番には得点が入る。

マジョリティ争い!ここに来てプレイヤーインタラクションの追加!イイネ!

初版で弱いとされていた一部建物や職人にも市場マークが付いていて、バランス調整されている。

貴族が強いっていう大前提があった初版に比べて、戦術の幅が拡がっている気がする。

市場ルールはちょっと煩雑なので初心者にはオススメできないが、標準ルールもちゃんとあるので安心。

サンペテを好き過ぎてやり過ぎた上級者用に拡張ルールが6つも付いております(うち2つは既存の拡張)。こんなに要らない!

もう、お祭り!サンペテ祭り!

三銃士

評価:6/10

三銃士がテーマの1vs4の協力ゲーム。

三銃士+ダルタニアンの三銃士側と枢機卿側の対決。

三銃士側は王妃にネックレスを渡すことを、枢機卿はそれを妨害することを目指す。

舞台はいくつもの部屋で区切られた城内。

三銃士達は4人のうち誰が本物のネックレスを持つか決めて行動を開始する。

枢機卿は物量勝負でワラワラと兵隊を生み出し、ネックレスを持ったプレイヤーを予想しつつ三銃士を襲う。

基本能力は三銃士側の方が強いのだが、大勢に襲われると流石に危ない。

三銃士同士は近くに寄り添って移動していく。

秀逸なのはドアを抑えるっていうアクション。

ドアを抑えると敵がそこから侵入できなくなる。

「ここは俺に任せろ!」ってやつだ。

良いね。

戦闘がダイスロールなので、思わぬところでイキナリ終わったりするが、それはご愛嬌。

システムはちょっと良いぐらいだが、雰囲気が非常に良い。

ここまで仲間を感じるゲームは中々ない。グッド。

例によって、写真の駒は持ち主による愛の着色です。普通は単色プラ駒。

サンクトペテルブルグ

評価:7/10

カードマネジメントによる拡大再生産。

毎ラウンド場が8枚になるように追加されるカードを順番に購入していく。

このゲームのキモは「8枚になるように補充する」って部分。

場から何枚カードを回収するかによって、次のラウンドに登場するカード枚数を調整でき、それが非常に大事。

「宝石の煌き」に衝撃を受けた人たちには、是非この「サンクトペテルブルグ」もプレイしていただきたい。

サクランボ狩り

評価:8/10

バッティングゲーム。

一見可愛らしいが、中々に渋い。

何が渋いのかって言うと・・・

まず、バッティングゲームでありながら、数手先までの流れを想像することが出来る。

初プレイだと全く想像できないのだが、2ラウンド目、3ラウンド目になると何となく見えてくる。

さらに、カードがほぼ配りきり。

なので、カードのカウンティングも有効になる。

カウンティングっつっても、狙いを付けた色の枚数ぐらいしか覚えないけど。

で、そんな風にモニョモニョ考えた計画も他のプレイヤーの思惑によって、いとも簡単に崩壊する。

逆に、計画通りに進行するとたまらなく気持ちいい。

ここら辺の感覚はトリックテイキングと似たところがあるかもね。

そんな、裏のモニョモニョを楽しめる人にはオススメのゲーム。

(追記)

何度かプレイして気づいたが、どうやら僕はこのゲームが好きなようだ。

評価7から8へ変更。

が、決して皆が絶賛する類ではない。

多くの人が「まぁまぁ面白いね」と言うだろう。

ザ・クライマーズ

評価:5/10

積み木を積み上げつつ、より高みを目指す。

手番では、積み木を1つ移動させて、自分の駒を移動させるだけ。

自分の駒はいくらでも移動させられるのだが、高さは1段階しか上り下りできない。

あと、自分の色の面か灰色の面しか入ることができない。

ここに、段差を乗り越えるための使い切りの「はしご」や、1ターンだけ自分以外は入れないようにする「専用駒」っていう使い切りアイテムが加わっている。

ルールはこれだけの多人数アブストラクト。

先行すると、そのプレイヤーがかなり有利になる。

そうなると他のプレイヤーは協力しつつなんとか追いつこうとすることになる。

シンプルなルールながら、中々面白い。

酸性雨

評価:4/10

30年以上前の環境系協力ゲーム。

どんどん溜まる酸性雨チップをみんなで協力して除去する。

手番では酸性雨チップを増やす青いダイスと自コマを動かすための緑のダイス3つを振る。

酸性雨チップは木の上から順番に置かれていく。

これが、木の根っこまで進行してしまうとプレイヤーの負け。

自コマの移動はダイス1個ずつ使うのだが、直線で丁度の歩数しか進めない。

そして、ちょうど酸性雨チップのマスに止まれたら、その酸性雨チップを除去できる。

自コマは直線にしか進めないと書いたが、ボードの端にぶつかると方向転換できる。

この方向転換がキモ。

プレイヤー側が勝利した時は、プレイヤー内で勝者を決めるルールだが、プレイヤー側勝利自体が難しいので、このルールは不要かもね。

いや、「自分の利益を考えずに、みんなで協力しないと地球を救えないよ」って言うメッセージなのね。

ほんとに、みんなで協力しないと勝てないバランス。

いや、協力しても勝てないけどね・・・

サイドワインダー

評価:6/10

二つのダイヤルを使って、蛇を操作。

蛇の頭(磁石)に卵(小さな鉄球)をくっつけて巣に持ち帰る。

両方回すと直進。右を回すと左旋回。左を回すと右旋回。

って具合。

最初は、なかなか上手く操作できないが、慣れてくると本物の蛇のような動きができるようになる。

操作テクだけでなく、自分の胴体を利用して相手をブロックしたりする戦略性もあるやなしや。

このギミックには感服した。

これぞ大人の知恵。

サマーリゾート

評価:5/10

避暑地でホテルを経営してお金儲け。

基本システムはワーカプレイスメント。

だが、誰かがワーカーを置いた場所でもワーカーを置ける。

2個目のワーカーはアクションコストが2倍に、3個目のワーカーは3倍にってなる。

2倍はまだしも、3倍は相当キツイので、3個目のワーカーが置かれることは稀。

さらに、1ラウンドに置かれるワーカーの数は基本2個なので、そこまで悩まずプレイできる。

上客狙いで高級ホテルを狙うか、学生客狙いで安宿を沢山建てるか。

2つの戦略がありそうだが、初回プレイでは流れを予想をするのは困難。

2回目以降の方が流れが掴めて面白いんじゃないかな?

客の出方や天気のランダム要素があり、スタートプレイヤーも順番に移る形式なので、ある程度軽いノリでプレイするゲームだろう。

ザック

評価:5/10

「せんだみつおゲーム」をカードプレイで。

手番のプレイヤーがカードを1枚ずつプレイしていくのだが、次手番がプレイされたカードによって決まる。

「R」カードなら、右隣のプレイヤー、「2L」なら2つ左隣のプレイヤー。って具合。

間違った人がカードをプレイしたり、次手番に指定された人のプレイが遅い場合は「間違い指摘カード」を投げ入れて間違いを指摘できる。

間違いを指摘されたプレイヤーは溜まったカードを受け取る。

ルール聞いた感じだと結構いい感じなのだが、間違い指摘があってからの答え合わせが上手くできないことが多々あった。

一人審判役が必要かもね。

あと、特殊カードとして「前のカードをコピーするカード」や「前のカードを出した人が次手番になるカード」があるのだが、正直ここまで頭回らない。

ここら辺の特殊カードは抜いても全然ゲームになりそう。