電池駆動のアクションゲーム。
木の上からポロポロ落ちてくる玉をカニレバーを操作して回収する。
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玉の色によって得点が違うのだが、全部プラス点なので手当たり次第に取まくれば良い。
これと言って大きな特徴はない感じかな。
ボードゲームメモ
電池駆動のアクションゲーム。
木の上からポロポロ落ちてくる玉をカニレバーを操作して回収する。
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玉の色によって得点が違うのだが、全部プラス点なので手当たり次第に取まくれば良い。
これと言って大きな特徴はない感じかな。
ワーカーに時間の概念を導入。
クワリの新作。
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同メーカーの「太陽、海そして砂」のワーカーシステムを発展させたようなゲーム。
最後尾のワーカーがアクションを行うので、「テーベ」システムの発展って言ったほうがシックリくるか。
で、ワーカーを先に進めることで、進んだ先のアクションを実行できる。
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アクションは基本2種類で、「進んだ先の道具チップを1枚取る」か「進んだ先の建物タイルを取る」か。
建物には、それぞれ必要な道具があるので狙った建物に合わせて道具を取っていくことになる。
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あと、アクションスペースは4列になっていて、2列目のアクションスペースを使うには2人のワーカー、3列目を使うには3人のワーカーを同時に移動させる必要がある。
ここらへんの計画が悩ましくも楽しい。
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新味もあって面白いシステムなのだが、これを今風に丸くデザインしないのがクワリ!
タイルの強さがマチマチになっている。
4つ道具がいるのに2点しか入らない建物があると思えば、道具無しで4点の建物も・・・
ゲーム準備で、これらのタイルを完全にランダムに配置するのだ。
その盤面を見て道筋を見つけて、ミス無くプレイしていかないとイケナイ。
「とりあえず、レアな道具を集めとくか・・・」みたいなヌルいプレイだと脱落必至!
序盤に脱落すると這い上がれない、本物のゲーマーズゲームだ。
(45分ぐらいのゲームなんで、脱落してもそこまで悲惨な状況にはならないけどね・・・)
「ザ・ゲーム」のミニ拡張。
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数枚のカードがファイヤーカードに置き換わる。
ファイヤーカードを出したら、次のプレイヤーの手番終了時までに上書きしないと、即負け。
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そこまで大きな違いは出ないけど、状況によっては致命傷を負う。
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派手にし過ぎて遊ばれない拡張に比べると、末永く遊べる良い拡張だね。
「ザ・ゲーム」の立ち位置にあってる。
ただ、通常版を持っている人が買い直すかは微妙なライン。
ワンスートのトリックテイキング。
アミーゴのエッセン新作。
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テーマを変えているが「リトルデビル」のリメイク。
知らずに買ってしまった!
プレイ感もまるっきり一緒だ。
カード構成など詳細は調べてないけど、大きな調整は入ってないと思うよ。
ご注意下さい!
ダイヤル回してドアをオープン!
ギミック大好きギュンター・バース作。
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サイコロで共通駒を動かして、コマの前のダイヤルを回して開けば得点ゲット!
この時に、回す量を1~3目盛り宣言してから回す。
3回した方が開く確率は高くなるのだが、成功しても得点が低くなる。
1回しただけで開いたら、高得点ゲット!
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ゲームシステム的なひねりは全くないのだが、回転扉がパコッっと開くとなんか嬉しい。
得点が貰えるとか以前に、本能的に嬉しい。
ここら辺のギミックを使った喜ばせは、さすがです!
子どもとか大喜びじゃないかな。
デッキビルドレースゲーム。
そして、サケの川上りがテーマ!キテますね!
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「前に1マス進む」「右前に2マス進む」みたいなカードをプレイして自分の駒を進める。
マークの描いてあるマスに止まるとデッキにカードを追加したり破棄したりできる。
そうして、いち早くゴールすることを目指す。
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カード効果にそれ程奇抜なものはないので、初回プレイでも計画は立てやすい。
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使うカード枚数を増やしたり、滝マスを乗り越えたり、無理することで「ドミニオン」で言うところの呪いカードが増える。
だが、要所では呪い覚悟で無理していかないと勝てない。
ここら辺の見極めがレースっぽくて良い。
そういえば、「ドミニオン」も終了タイミングを見極めるペース配分的な思考が求められるし、デッキビルドとレースは相性良いのかも?
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ただ、このゲームは手なり感が強すぎる。
カード追加マスで、どのカードを加えるかまで指定されてるのが原因じゃないかな。
昇順、降順でカードをプレイしていく協力ゲーム。
ニュルンベルク新作。
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カード構成は2~99が1枚ずつ。
これを4つの場にプレイしていく。
4つのうち2つは1から昇順、もう2つは100から降順で出せる山になっている。
一つだけ例外の出し方があって、直前の数とちょうど10差のカードを出す場合は、昇順降順を無視できる。
これを使って、巻き戻しつつ全てのカードを場に出しきることを目指す。
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各自は手札を6枚ずつ持っていて、手番では2枚以上プレイしないといけない。
出せそうだと思ってたら、直前のプレイヤーが一気に数字をスキップさせちゃって置けなるかるってことも・・・
そうならないように、皆で相談しながらプレイしていくのだが、
「具体的な数字を言ってはいけない!」
このルールが曖昧ながら秀逸。
訳の分からない言葉が生まれ、ミスリードを生み、自然と盛り上がるようになっている。
ワーワーと気兼ねなく言える状態じゃないと楽しめないので、気心知れた者同士で遊ばないとダメ。
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あと、山の下に埋もれるカードは見返せないので記憶も重要なのだが、全員が覚えていないとあまり意味がない。
そこらへんの記憶は曖昧なままのプレイでも、4人プレイ1回目は残り6枚まで、2回目は残り1枚までこぎ着けた。
かなり絶妙なバランスかもしれない。
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でも、まさかSDJノミネートとは・・・全く予想できなかった。
サムライスピリット
ボザの新作協力ゲーム。
「7人の侍」がモチーフらしいけど、なんか獣人化してるね。
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基本的には、カードめくりのバーストゲーム。
プレイヤー毎に特殊能力があって、それを他のプレイヤーに渡すことができるので、それの使いどころが肝なのかな。
でも、考えどころはほとんどないので、カードめくってドン!ワーキャー!って感じでございます。
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テンション高めで挑まねばならない。
ハンスの代表作「サンクトペテルブルグ」のセルフリメイク。
5人までプレイ可能になって、市場っていう新ラウンドが追加。
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変更点としては、カードバランスの見直し、イラストの変更等々あるが、一番気になっていたのは市場システム!
職人ラウンドと建物ラウンドの間に市場ラウンドってのが割り込んできました。
市場カードが生み出すのはちょっとのお金・・・そして市場トラック!
市場カードの右上には果物、穀物、魚、野菜、鶏のマークが描かれていて、カードを購入すると市場トラック上の自分のマーカーが進む。
市場トラックを進めると何が良いかと言うと、決算時、種類ごとに1番と2番には得点が入る。
マジョリティ争い!ここに来てプレイヤーインタラクションの追加!イイネ!
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初版で弱いとされていた一部建物や職人にも市場マークが付いていて、バランス調整されている。
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貴族が強いっていう大前提があった初版に比べて、戦術の幅が拡がっている気がする。
市場ルールはちょっと煩雑なので初心者にはオススメできないが、標準ルールもちゃんとあるので安心。
サンペテを好き過ぎてやり過ぎた上級者用に拡張ルールが6つも付いております(うち2つは既存の拡張)。こんなに要らない!
もう、お祭り!サンペテ祭り!
三銃士がテーマの1vs4の協力ゲーム。
三銃士+ダルタニアンの三銃士側と枢機卿側の対決。
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三銃士側は王妃にネックレスを渡すことを、枢機卿はそれを妨害することを目指す。
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舞台はいくつもの部屋で区切られた城内。
三銃士達は4人のうち誰が本物のネックレスを持つか決めて行動を開始する。
枢機卿は物量勝負でワラワラと兵隊を生み出し、ネックレスを持ったプレイヤーを予想しつつ三銃士を襲う。
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基本能力は三銃士側の方が強いのだが、大勢に襲われると流石に危ない。
三銃士同士は近くに寄り添って移動していく。
秀逸なのはドアを抑えるっていうアクション。
ドアを抑えると敵がそこから侵入できなくなる。
「ここは俺に任せろ!」ってやつだ。
良いね。
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戦闘がダイスロールなので、思わぬところでイキナリ終わったりするが、それはご愛嬌。
システムはちょっと良いぐらいだが、雰囲気が非常に良い。
ここまで仲間を感じるゲームは中々ない。グッド。
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例によって、写真の駒は持ち主による愛の着色です。普通は単色プラ駒。