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グランドオーストリアホテル:レッツワルツ

Grand Austria Hotel: Let's Waltz!

評価:5/10

グランドオーストリアホテル」の拡張。
客は部屋に泊まらず、夜通し舞踏会で踊りあかす。

基本では、食事を用意できた客は対応する色の部屋に泊める必要があったが、新たに追加されたシャンパンを消費することで舞踏会ボードに送れる。
舞踏会ボードはマジョリティ等の得点を得られる他、多くのシャンパンを消費することでボーナスが貰うことも出来る。

あと、ゲーム開始時から持つ個人能力も追加、スタートプレイヤールールの変更。等々・・・

基本ゲームもカード能力を上手く繋げていくコンボゲームだと思うのだが、よりその傾向がブーストされる拡張。
元から好みでは無いゲームなので、あまり合わなかったが、元が好きな人には良い拡張なんじゃないかな。

クニツィア博士の脳ジョギング:ドラゴンの迷宮

Dr.Knizias Gehirn-Jogging:Allein im Drachenlabyrinth

評価:4/10

クニツィア考案の1人用パズル。

既定枚数の壁が描かれた透明シートを重ねて条件を満たす。
・各騎士が宝を1つだけ取れる状態にする。
・ドラゴンがどの騎士とも出会わないようにする。

難易度が低いものは透明シートを1枚しか使わないので簡単だが、透明シートを2枚使うレベルになると選択肢が一気に増えて全然わからなくなってギブアップ!

グロウ ~トモシビノタビ~

Glow

評価:5/10

ダイスロールとエンジンビルド。
ルイス&クラーク探検隊」のデザイナー。
BGAでプレイ。

ダイスと仲間カードのセットを1セットずつ選び取る。
その後、ダイスを振って、ダイスを使って仲間の能力を起動したりマップを移動したりする。

手軽に楽しむエンジンビルド。
深みはそこまで無さそう。

クロノロジック:パリ 1920

Kronologic: Paris 1920

評価:6/10

チューリングマシン」や「アーキオロジック」のデザイナー新作。

1時〜6時の間にオペラ座で起こった事件の犯人を探る。

6人の容疑者、6つの場所、6つの時間を捜査し、いち早く犯人を見つけることを目指す。

システムは非常にロジカルなのだが、フレーバー付けが上手くて本当に捜査している感覚に陥る。

ソロプレイっぽくはあるけど、他プレイヤーの選択から、なんとなくの予想が付いたりして、そのあたりのふわっとしたインタラクションも良い!

最近はロジックパズルばっかり出してるけど、その中で一番好き。
惜しいのは、問題が15問しか入っていないボリューム感。
すでに同シリーズが2作品発売予定なので問題ないか。

くねくね進め

Schlängeln

評価:5/10

衝立に隠れたヘビの色を当てる。
アミーゴの子供向けゲーム。

各自が衝立を持ち、下の3つの穴からヘビの頭を出す。
ヘビの模様を予想して宣言。
宣言の色のヘビがいたら、にょろにょろと出て来て連続手番。
宣言の色が無かったら、次のプレイヤー。
ただし、後でその色が出てくる場合は「あとで!」と宣言。これを覚えておけば有利!

ヘビの全身が出きったら獲得して得点。

正解だとニョロニョロと出てくるヘビが面白さの全て。
衝立で手が隠れてるから、生きてるっぽく感じるからね。
対象4歳以上なんで、こんなもんでしょう。

クウィックス ロンゴ

Qwixx Longo

評価:5/10

8面ダイスでやる「クウィックス」。

基本は同じ!

各プレイヤーに異なるラッキーナンバーが割り当てられていて、白ダイスの合計がラッキーナンバーだと、一番進んでない列の一番左の数字をチェックできる!
8面ダイスだと2や16が中々出ないからっていう配慮だろうが・・・
自分のラッキーナンバーが出るか出ないかゲームになってしまっている気がしなくもない。

ファンアイテム的なアレってことで良いんじゃないでしょうか。

クイズ トリックテイキング

Quiz Trick-taking

評価:5/10

複雑なルールのトリックテイキングを遊んでいる時にトリック勝者判定で「ん?この場合は・・・ここが勝つのかぁ!」と戸惑うことが玉にあるけど、それをクイズゲーム化。

場にトランプを並べる。
これが、各プレイヤーが各トリックで出すカードを表している。

その後、ルールカードが複数枚公開され、それを見て、最終トリックの勝者を早く宣言できると勝ち!

トリックテイキングと銘打っているが、早解きパズルみたいなプレイ感。
ハイパーロボット」とかと一緒で得意な人が無双しそうなゲーム。

グランブルストーン

Grumble Stone

評価:4/10

タイル配置でマイボードを強化していくゴーレムバトル!
BGAでプレイ。

手番では、ダイスを2つ振って、出目と対応するマイボード上の列のアイコンが起動する。
アイコンは「攻撃」「シールド」「回復」「金」。
序盤は「金」が多く手に入るので、その金を払ってタイルを購入してマイボード上に配置する。
そうすることで他のアイコンが増えていくことになる。

そうやって強化することで、自分以外のHPを0にすることを目指す!

「カタンに感化された中学生が考えたんか!?」って感じのダイスバトルゲーム。

クーフシュタイン

Kuhfstein

評価:5/10

はやりの2重構造のタイルパズル。
12王国の玉座」のデザイナー。エッセン新作。

タイルを取って自分の前に置いていく。
カードに示された形状が出来たら、そのカードに示された位置に牛を置いて得点。
牛は各自4個ずつしか持っておらず、適当なタイミングで回収しないとダメなのだが、1アクションで1グループしか回収できない。
カードの形状を作るだけじゃなくて、牛が良い感じにグループになるように配置することも考えないとイケナイ。

ルールを読んだときに感じた通りの安定した面白さ。
が、今となってはこの構造に驚きは感じられないかな・・・

クイックピクト

Quickpict

評価:6/10

みんなで協力してお題が被らないようにイラストを描く。
協力ゲーム。

「青い」「長い」「ハイテクな」等の形容詞カードが場に複数枚並んでいる。
そこに「キャラクター」「料理」等のお題が1つ公開される。

制限時間内に1人ずつ形容詞を決めて、それがわかるようにイラストを描いていく。
この時、どの形容詞を選んだかは伝えず、イラストで表現する。
次のプレイヤーは、前の人が選んでいないであろう形容詞を選んでイラストを描く。
これを繰り返して、最後に、回答者プレイヤーがそれぞれのイラストの形容詞を当てることを目指す。

シンプルなルールのイラストゲームだが、制限時間のルールが効いていて、イラストが上手いだけではダメで、形容詞に合いつつ、皆に伝わる対象を選ぶ発想力も大事になってくる。

同人ゲームとは思えない、まとまりのあるパーティーゲーム。