Skip to content →

投稿者: Memo

アルハンブラカードゲーム

Alhambra The Card Game

評価:6/10

スティムット・ゾー」にタイル配置を追加した「アルハンブラ」からタイル配置要素を抜いた!

結果、ほぼ「スティムット・ゾー」なのだが、5金以下は2枚獲得だったり、セットアップの不平等さ解消は「アルハンブラ」から引き継がれている。

これはこれでわかりやすくて良いね。

ハーモニーズ

Harmonies

評価:6/10

動物が住みやすい環境を作るパズルゲーム。
ロスト・シーズ」デザイナーの新作。

ブロック3個ずつのグループから1つを選び取って、それをマイボードに配置する。
更に場から動物カードを確保でき、そこに示されたブロックパターンを作ることで得点!

カスカディア」「キャリコ」あたりから沢山発売されている2要素パズル。
今作の2要素は「ブロックの種類ごとに定められた得点ルール」と「カードに示されたパターン作り」。
カードに示されたパータンを作ると、そのパターンの中の決まったブロック1つに動物駒を置くのだが、動物駒は同じブロックに重複して置けないっていうルールがある。
この配置制限が更に0.5要素ぐらいになっているかも。
まぁ、この制限が無いと似たパターンのカード取ったもん勝ちになっちゃうから、その予防っていう意味の方が強いかもしれないけど。

他の2要素パズルと比べて、「ハーモニーズ」はキツさは無いがやりごたえはある感じで、楽しいパズルゲームという印象。
雰囲気も良いし、誰にでも出しやすそう。

チャンス・イット

Chance it

評価:5/10

ダイスロールで報酬を決めてから伸るか反るかのバッティング。

やりたいことはわかるが、プレイヤーに戦略を選ばせるわりに、それが直線的すぎる気がする。

単純にダイスロールにワーキャーするには、微かな選択肢がノイズになるし、自分の戦略を練ろうにも単純すぎて思いが乗らない。

パーティーゲームを楽しんでいる段階から、考えるゲームを遊び始める過渡期を狙ったゲームだろうか?

アクワイア(2023年版)

Acquire

評価:8/10

名作「アクワイア」の最新バージョン。

前のバージョンは盤面が正方形だったが、今回は昔と同じ12×9。
合併時に3位まで入るタイクーンモードも付いている。

3位でも筆頭の半分のボーナスが貰えるので、とにかく筆頭を死守する昔のスタイルよりも広く取りに行くのが良さそう。

とっつきにくいゲームではあるけど、まごうことなき傑作なので手に入りやすい内に手に入れておこう!

カバンガ!

Cabanga!

評価:5/10

あいだの数字を割り込ませないよう気を付けるゴーアウト。
2023年エッセン新作。

4色、1~18。
手札8枚。
場には4色の列カードが並んでいて、その左右にカードが1枚ずつ置かれる。

手番ではカードを1枚プレイするだけ。
プレイしたカードは同じ色の列カードの右側か左側に配置。
その列カードの左右の間の数字を持っているプレイヤーは「カバンガ!」と言って、それらのカードを捨てられる。
「カバンガ!」されると手番プレイヤーは山からカードを引くペナルティを受ける。

かなり軽いプレイ感。
山札が枯れることはあまりなかったので、出たカードを覚えておくと危険そうに見えて危険じゃないカードの存在に気付けるっていう楽しみどころはある。

ドルイド(コロヴィーニ)

Druids

評価:5/10

裏向きでカードをプレイして宝石を分配。
コロヴィーニ。2004年。

6つの場所カードが並んでいる。

これらの場所に宝石カードと召使カードを裏向きにプレイしていく。
1つの場所に3枚以上カードがあり、かつ召使カードが1枚以上ある場合、決算を実行できる。
召使の数字が低い人からその数字分だけ宝石を獲得していく。
一番数字が大きな召使は、残った宝石を総取りできるが、残ってないと何ももらえない・・・っていう心理戦。

場所と色が一致しない宝石は分配前に捨て札になるので、それを使ったブラフが肝になりそう。

今回は全員初回プレイだったので、比較的素直にプレイすることになって、大きい数字の召使が猛威をふるった。
遊ぶプレイヤーの性格で、ここら辺のバランスは変わってきそう。

ゆりかごから墓場まで

Cradle to Grave

評価:3/10

自分は歳をとらず、他の人の歳を上げることを目指す。
韓国発。
BGAでプレイ。

0~9の数字カードと特殊カード数種。
手札から2枚を選んで自分の前に並べて配置し、それが自分の年齢となる。

手番では、カードを1枚プレイするのだが、
「隣のプレイヤーの数字を1大きくするようにカードをプレイ」か
「自分の年齢が大きくなるようにカードをプレイ」か
「特殊カードをいずれかのプレイヤーにプレイ」。

90代になったら、手番の開始時にカードを1枚めくって、それを加算すると100歳を超えるかチェックをするようになる。
誰かが100歳を超えたら、その時点の自分の年齢が失点。

考えどころはほとんどない・・・
チマチマと年齢を上げていって、適当な所で大味な特殊カードが登場してワー!っていうタイプのゲーム。

チケット・トゥ・ライド:ゴーストトレイン

Ticket to Ride: Ghost Train

評価:6/10

子供向けチケライ「チケット トゥ ライド ファーストジャーニー」の後続作。
今回はハロウィンテーマ。

基本ルールは同じ。
中央のマスと隅のマスを繋ぐとカード2枚ドローっていう新ボーナスが追加されている。

相変わらず運要素は非常に高いが、そういう気持ちで遊べば引き運ドキドキが楽しめる。
ゲームによって自分のスタンスを変えていくのが色んなゲームを楽しむコツかもね。

タングラムシティ

Tangram City

評価:5/10

三角形が含まれるタイルで行うタイルパズル。
ウヴェの新作。

全員が指定された同じ形状のタイルを配置していくソロパズルゲーム。
個人ボードの初期建物の位置が異なるので、まったく同じ動きが出来ないようになっている。

4枚タイルを配置するとラウンド終了なのだが、その時点で一番大きな長方形の面積が点数としてもらえる。

あと、タイルは片面が建物、裏面が公園となっている。
最終的に、建物と公園の差が少なくなるようにするとボーナス点が貰える。
「こんなの終盤の調整で、どうとでもなるんじゃない?」と思ったのだが、タイルを裏返すと上手くはまらないことがあったりして、意外と上手くいかない!

なじみのない形状のタイルなので、それにちょっと新鮮さはあるけど、ゲームシステム自体は平凡・・・
全てのタイルが登場するので、きっちりしたい人は長考しちゃいそうだし、そうしないと勝てないゲームなのもマイナス・・・
ウヴェのタイルパズルの中でもダメな方なゲームじゃないかな。

クーフシュタイン

Kuhfstein

評価:5/10

はやりの2重構造のタイルパズル。
12王国の玉座」のデザイナー。エッセン新作。

タイルを取って自分の前に置いていく。
カードに示された形状が出来たら、そのカードに示された位置に牛を置いて得点。
牛は各自4個ずつしか持っておらず、適当なタイミングで回収しないとダメなのだが、1アクションで1グループしか回収できない。
カードの形状を作るだけじゃなくて、牛が良い感じにグループになるように配置することも考えないとイケナイ。

ルールを読んだときに感じた通りの安定した面白さ。
が、今となってはこの構造に驚きは感じられないかな・・・