NPCニコルの疑惑を受けず、信頼を勝ち取るカードゲーム。
「フリークショップ」「エコ」のデザイナー新作。
・
科学者ニコルは自身が発見した重大な発見を公開することにした。
友人のジャーナリストの助けを乞いに会い行くと、そこには友人の死体が!
そこに現れるソ連のKGB、アメリカのCIA、フランスのDGSE。
彼らはニコルに情報を求めるのだが、ジャーナリストを殺したのはこの中の誰かではないかとニコルは疑い始める。
という、変な導入から始まる。
・
ペア戦ゲームで、各ペアはKGB、CIA、DGSEのいずれかを担当。
手札3枚で1プレイ1ドロー。
プレイしたカードは、いずれかのプレイヤーの前に置くか、メインボードの「疑惑サイド」か「無実サイド」に置く。
「疑惑サイド」に置かれているカードと同じカードが自分の前にあると疑われていることになり、「無実サイド」に置かれているカードと同じカードが自分の前にあると信頼されていることになる。
「疑惑度が単独で高いプレイヤーがいる」もしくは「1人以外が全員無実」となると、1人負けでラウンド終了。
負けたプレイヤーは失点。
メインボード上のカードだけ捨て札にして、各プレイヤーの前のカードはそのままに次ラウンドが始まる。
・
誰かの失点が7点以上になるとゲーム終了。
その時点で信頼度が高いプレイヤーのチームがゲームに勝利する。
・
変わったプレイ感。
下手にカードを出すと、瞬殺で負けになってしまうのが面白い。
失点を重ねても、相方が信頼を得ていればチームとしては勝利できるので、最後まで勝負はわからない。
特殊カードの効果が強いのでカード運が大きいが、オリジナリティは高くて楽しめた。