クラマー&キースリングの造船ゲーム。
アクション選択順のあやとカツカツの資金繰り。
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スタートプレイヤーが8つあるアクションタイルの中から1つを選んで、その選ばれたアクションを全員が実行する。
プエルトリコ式だね。
で、8アクションの内7アクションが選択されたら1ラウンド終了。
これを5ラウンドやったらゲーム終了。
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全員が同じアクションをするので序盤は全員が似たり寄ったりなことをしていて、「これで良いのか?」という気分になったが、ゲームに慣れてくると色々と見えてきた。
まずアクション選択の順番。
このアクション順が、大事になるようゲームが設計されている。
基本的に船を作るゲームなのだが、まず船体がないと何も始まらない。
で、その船体があって、そこにマストが付き、そのマストに帆が張られる。
この順番が逆になると、付けれない部品はとりあえず倉庫へ置かれる。
この倉庫から外へ出すのに、アクションやコストがかかるので、倉庫を介さず場に出せた方が良い。
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あと、各アクションタイルの下に描かれたボーナス。
このボーナスはアクションを選択したプレイヤーにしか与えられない。
各ラウンドの開始時に決まるボーナスを見て、「このアクションは良いボーナスが付いてるから早めに選ばれるな」みたいな先読みが必要になる。
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そんな感じで、面白い部分が見えにくくなっている上に、わかったところで、そこを面白がれる人は少ないんじゃないかな。
派手さのない渋いゲームって印象。
リソースもカツカツで爽快感は薄い。
ボード上のターンテーブルも、見せかけだけで円形である必要はあまりないのだが、こうでもしないと地味すぎるだろ!っていうコスモスの判断だろう。
ナイス判断!