台湾のゲーム。
6階層分あるダンジョンに、みんなで挑む。
だが、協力ゲームではない。
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各階層には2枚ずつ冒険者を配置できる。
各プレイヤーがカタン的なUターン手番で1枚ずつ冒険者を配置していく。
で、全階層に冒険者が2枚ずつ配置されたら1階層目から勝敗判定を行う。
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その階層の二人の冒険者の数値合計が敵モンスターの戦闘値以上なら勝ち。
2人で獲得ゴールドを山分け。
負けたら、何ももらえない上に、冒険者のオーナーはペナルティを支払わないといけない。
さらに、「失敗した階層以降の階層は全て失敗扱いになる」
このルールが、このゲームに深みを与えている。
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他のプレイヤーが深い階層に強力な冒険者をたくさん置いていたら浅い階層でわざと失敗させるっていう戦略も取れる。
そうなると深い階層に行くのがバカらしくなって、浅い階層を固めたくなるが、そうなると深い階層の失敗率も低くなる。
なかなか、良いシステムじゃないか!
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さらに、他のプレイヤーの冒険者を追い出すこともできる。
ただ、追い出すにはそれ相応のコストがかかり、しかもそのコストの一部は追い出されたプレイヤーに渡る。
ってことで、わざと追い出されそうな場所に置くってことも良くある。
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絵柄とは裏腹に中々しっかりしたゲーム。
値段も1500円とお手軽だし、絵柄が嫌じゃなければ良いんじゃないかな。