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ニッポン:明治維新

評価:6/10

明治時代の日本が舞台。

スカウトアクション2位。

工場を作って、石炭で稼働して製品を生み出し、国内への影響力を上げて得点を得たり、海外へ輸出して収入を上昇させたりする。

手番では9種類のアクションから1つを選ぶか、収入を得るかのどちらか。

アクションを選ぶと、対応するエリアからワーカーを取っていく。

ということは、ワーカーが無くなるとそのアクションが選べないのかと思うが、そうじゃなくて、直ぐにワーカーは補充される。

大事なのは取ったワーカーの色。収入を選んだ時に影響してくる。

収入を選ぶと、まず持っているお金と石炭が0になる。

その後、自分の成長トラックに応じたお金と石炭を得る。

そして、それまでに使ったワーカーの色数×3000円のお金を賃金として支払う。

つまり、アクション選択時に同じ色のワーカーと取るように心がけなければならない。

ワーカーの補充は未来が見えるようになっていて、ちょっとした先読みが必要になっている。

あと、収入時に×2とか×4とかの乗算タイルを得ることが出来て、これを10種類ある最終得点のいずれかに付ける。

ゲームの過程で目指すべき得点源を選んでいくってわけだ。

新鮮な面白いシステムがいくつか採用されていて、かつ上手く噛み合っている。

ただ、拡大再生産のゲームで弱者救済は無いので差がつき出すとキツイ。

今回は中盤ぐらいで勝負が決した感があった。

2,3時間のゲーマーゲームなので、これを遊ぼうと思う人なら気にならない問題だろう。

Published in ボードゲーム