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タオ

評価:6/10

取るかめくるかの2択バーストゲーム。

ニュルンベルク新作。

カードは5色、0~4。

0と4は1枚ずつしかないけど、他は3,4枚ずつ。

これらのカードをシャッフルして山にして、上から3枚を表向きに並べる。

手番が来たら

「一番左のカード1枚を獲得」or

「山から1枚めくって右端に追加」

の2択!

山から1枚めくった場合、

場のカードの合計が13以上になったらバーストで、場の全カードを獲得する羽目になる。

山が尽きたらゲーム終了で、獲得したカードの内1色だけ選んでカードの数字合計が得点。

他は1枚マイナス1点。

「コロレット」風味。

ルールを読む限りえらく普通なバーストゲームなのだが、実際遊んでみると既存のバーストゲームには無い何かがある。

カードを取る場合、一番左しか取れないっていうのが肝なんだろうな。

その先のカードも見えてるんで、自分が取ると次以降のプレイヤーが何を取れるのかってのも考えられちゃうからね。

だから、「自分は得しないけど、あえて取る!」とか「リスク高いけど、あえてめくる!」みたいなことも考えられちゃう。

考えられちゃう・・・考えられちゃうけど、結局は2択なんだよ。

だから、何も考えなくてエイヤッ!でも成り立っちゃう。

そうなると、ぐーっと考えてた奴はヘコーっとなる。

ここを懐が深いと取るか、考え甲斐が無いって取るか、オリエンタル!って取るかだね。

Published in ボードゲーム