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ボーナンザデュエル

評価:6/10

「ボーナンザ」二人用。

エッセン新作。

基本ルールは「ボーナンザ」まま。

大きな変更点は3点。

まず、交渉にシステム的な縛りが。

手番プレイヤーが「18をあげます」っていう。

相手は素直に受け取る。もしくは、「いらないので、14をあげます」と譲渡を打ち返す。

これをどちらかが受け取るまで続ける。

この時に、それまでに宣言されたカードは言えない。(上の例だと18と14は言えない)

要らないカードを宣言して、欲しいカードを吐き出させるか、素直にwin-winの譲渡をするか・・・

この時に持ってないのに宣言するブラフも可能。ただし、「もらいます」と言われるとコインを渡さないとイケナイ。

二人なのに「ボーナンザ」らしい交渉を生み出したのは見事。

あと、畑に違う種類の豆も植えられるように。

ただし、直前より1段階大きいカードしかダメ。

つまり、同じ畑に、12,12、14,16,18,18みたいに植えられる。

換金時は一番最後の豆の換金表を見るので、基本的には損なのだが・・・

ボー(ン)ナスカードの追加。

豆カードとは別に持つカードで、●●×××みたいな目標が書かれている。

畑に植わっている豆がこの形になると、公開して得点となる。

相手の畑でも目標を達成できるので、このボーナスを達成するために良いカードを譲渡することもあり得る。

ボーナスカードの引き運の強さは感じるが・・・全体として、上手く調整できている。

やっぱり、ウヴェはカードゲームの方が良い!!

「ボーナンザ」は旧ウヴェが残した最後の良心。大切に守っていきたい。

Published in ボードゲーム