マストフォローの「ゼロの恐怖」。
デザイナーは違って、ギュンター・ブルクハルトとヴォルフガング・レーマン。
アミーゴの一足お先のエッセン新作。
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5スート1~12+特殊カード5枚。
マストフォロー切り札無し。
取ったカードはスート別に分けて、自分の前に並べる。
トリック内に同じスートが複数枚ある場合は、一番小さい数字を上にして重ねる。
一番上のランクが得点となる。
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特徴は終わりのタイミング。
誰かの前に5色が揃ったら終わり。
5色揃っちゃったプレイヤーは得点を得られず、マイナス3点。
他のプレイヤーは自分の前のカードから得点を得られる。
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トリックを取ってないプレイヤーは、誰かが5色そろえると無得点で終わってしまうので、意外と勝負はもつれ込む。
終盤は皆ボイドしまくりで一気に多色取っちゃうので、リードは取りたくない。
良いタイミングでトリックに勝って、さっと引くってのがセオリーだろうか。
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1回プレイした限りだと、フワフワしてなんともつかみどころがない。
ジェスター的な特殊カードもリードに使えるので、終盤の緊張感を無くしてしまっている気がする。
普通のトリックテイキングとは違った思考が求められるのだろうか・・・
(追記)
もう1回遊んでみたが、他プレイヤーの気持ち一つで大きく計画が狂うので、トリックテイキングでありながらマルチ要素が入るっていう珍しさを感じた。
僕がトリックテイキングに求めるものとは、ちょっとずれてるかな・・・