食物連鎖がテーマのアブストラクト。
クワリのモーセル作。2012年。
シャチ > ペンギン > 魚 > エビ という強弱関係。
プレイヤーは全ての種が存在するように保持しつつ、ラウンド毎に指定された種類でのマジョリティを目指す。
場に8個の駒が補充され、それを1つずつピックしていくだけ。(4人プレイ時)
駒はそれぞれ4匹~1匹のグループがあるので、基本的に数の多い駒を取ることになる。
なぜか、最後手番のプレイヤーは1個しかピック出来ない・・・
後は自動処理。
シャチはペンギンを食べ、ペンギンは魚を食べ、魚はエビを食べる。
それぞれ捕食者4匹につき、被食者1匹が除去される。
餌を食べられなかった動物の半数は餓死する。
全4種が存在するかチェックして欠けている種ごとにマイナス1点。
その後、各個体が加齢して5歳以上は老衰する。
最後に、ラウンド毎に指定された種類の個体数でマジョリティ得点。
クワリらしい、渋いが見どころのある、まとまり切っていないシステム!
駒の方向でグループの個体数を表すのは、流石にわかりにく過ぎる!
