日本への旅行を予定していた作者が、コロナ渦で行けなくなった日本旅行への思いをゲーム化。
「サンタモニカ」デザイナーの新作。
Tabletop Simulatorでプレイ。
変則ブースタードラフトでマイボード上にカードを配置していく。
これが旅行の計画になっていて、月曜から土曜の予定を決めていく。
18枚のカードを配置し終えると、旅行計画に沿って各地を回る。
といっても、ここは自動処理なので得点計算フェイズみたいなもの。
各曜日には、カードを3枚ずつ配置していくのだが、そのうち1枚はその曜日の得点条件を決めることになる。
この条件を満たせるように他のカードを選んでいくことになる。
カードは「東京」と「京都」の2種類あって、旅行中にそれらのカードが切り替わる毎に新幹線を使い、これが失点となる。(場合によっては得点にもなる)
ゲームシステムはオーソドックスな作りなのだが、旅行計画っていうテーマが非常に魅力的!
カードテキストは英語だけど、日本人なら絵とタイトルを見るだけで何を表しているかはすぐわかる。
「月曜日は新宿御苑で桜見て、火曜は食べ歩きで締めは高級寿司、水曜日は新幹線で京都に移動してお寺巡り・・・」みたいに、情景を想像できる日本人が一番楽しめるんじゃないかな。
日本の魅力を再発見できる良いゲーム。