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タワンティン・スウユ

Tawantinsuyu : The Inca Empire

評価:4/10

インカ帝国の発展。
「アナクロニー」や「テケン」のデザイナー。

要素モリモリの重量級ゲーム。
そして、初めのプレイヤーにルールを理解させようとする工夫は一切見られない。
ルールサマリが付属しているのでなんとか遊べたが、これが無かったとしたら、プレイ中も質問攻めで大変なことになっていただろう。

ただでさえ見通しが悪いルールなのだが、それに加えてボード上の「マークを探す時間」だったり、「必要コストを確認する時間」がゲームのテンポを悪くしている。

同じエリア内のマスは全て同じマークにした方が視認性は上がるし計画は立てやすくなるし、メリットしかない気がするのだが・・・
配置時のコスト、物の獲得コスト、トラック前進コストがまちまちで終始サマリとにらめっこなのもストレス。

思いついたものを全て放り込んでみましたって感じのゲームデザインで、全く好みでは無い。

このボリュームのゲームは、如何に理解しやすくまとめるかが最近のゲームデザインの肝な気がするんだけど・・・
逆にこのカオスを乗りこなせるようになっていくのが良い!って人もいるのかも。

Published in ボードゲーム