Skip to content →

ドージェ

Doge

評価:5/10

ベネツィアに邸宅を建てドージェになることを目指す。
コロヴィーニ。2000年。

やることは7エリアでのクローズビッド。
7枚の数字チップ(0,1,1,2,2,3,3)を3つのエリアに分割して置く。

全員が同時に任意の1エリアにチップを置いていくのだが、
既に自分のチップが置かれているエリアにはチップを追加できない。っていうのが肝。
必ず、3回別々のエリアに置かないとダメ。

チップを置き終わると、各エリアのマジョリティチェック。
1位は家を2個、2位は家を1個置ける。
家を規定数置くと邸宅に変換でき、この邸宅がゲームの勝敗で重要になってくる。
1位には更に評議員駒の移動の権利があり、この評議員駒はマジョリティ争いで追加の1票となる。
この評議員駒を使って、後のエリアでのマジョリティ結果に手を加えられるわけだ。
また、評議員駒の権利を放棄して、自分の家駒の移動をすることも可能。
家→邸宅化のコストは邸宅が増えれば増える程高くなるので、早めに邸宅化することも大事になってくる。

クローズビッドは苦手なジャンルだが、3回に分けた同時出しにすることでバッティング色を強めつつ、しっかり悩み所も残している。
ここら辺の調整は「流石コロヴィーニ!気が合うなぁ」というところか。

ただ、邸宅化のコストがだんだん上がっていくので、最初に出遅れたプレイヤーの逆転が難しい・・・
序盤に2回ぐらいミスると、立ち直れないんじゃないかな・・・?

Published in ボードゲーム