バッティングと投票で都市開発。
「チーズのお城」のデザイナー。
・
開発中の都市の土地を購入して、区画が定まったら売却してお金を儲ける。
・
各区画は「住宅地区」「商業地区」「工業地区」のいずれかになるのだが、ゲーム開始時はほとんどの区画が何地区になるか定まっていない。
投票によって何地区になるかを決定していく。
その後、購入する土地を同時選択。
ここでバッティングしてしまうと、お金だけ払って置ける数が少なくなってしまう。
ここら辺のシビアさは時代を感じる。
・
区画が何地区か決まった上に全ての土地が購入されると、土地を売却してお金が入る。
最初の持ち金はある程度あるのだが、潤沢とは言えないのである程度早めに売却できるように動くことは大事になっている。
・
都市開発ゲームにありがちな「住宅地区の隣に工業地区が無いと良い」や「工業地区の隣に商業地区があると良い」といった地区の相互関係がある。
これが複雑すぎず、上手く価値変動を生み出している。
また、ゲームが進むにつれ売却額が高くなるようになっているのも上手い。
・
90年代の隠れた名作だった。