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Board Game Memo Posts

ノーチラス

評価:4/10

バトルラインのように得点カードを挟んで両サイドにカードを置いての強さ比べ。

二人用。

各列には1枚ずつしか配置できない。

そして、相手側にも置ける。

そこに、数種類の特殊カードをプラス。

シンプルなのは良いのだが、構造が単純すぎる。

展開に幅を持たせようと、追加されたであろう特殊カードも深みって言うより雑味を加えている。

狙いは良いのだが・・・

ターゲットは狭そうなゲーム。

おおおおかみ

評価:6/10

自分のキャラクターに応じて、ターゲットのキャラクターを推理する。

狼が登場するから「人狼」とかの会話ゲームかと思ったが、実は「スルース」や「ブラックウィーン」みたいな推理ゲーム。

こういう、推理系ゲームはメモが必要だったり、時間がかかったりするのがネックなのだが・・・

これは1ラウンド10分ほど。メモも必要なし。

短時間推理ゲームだと同人ゲームの「春夏冬中」があるが、より揺らぎが大きくて間口は広そう。

気楽に推理ゲームしたい時に良い。

ただ、推理系ゲームは全員がルール理解してないとゲームが壊れるのでインストには注意が必要。

バス

評価:7/10

運要素なしのガチなピックアンドデリバリー。

元祖ワーカープレイスメントと言われているということで気になっていた。

街の住人は「家」→「職場」→「酒場」→「家」→・・・というサイクルで生活している。

そんな住人達を行きたい場所へ送り届けるのが我々プレイヤー。

送り届ける場所が足りなかったり、そもそも住人が足りなかったりで、プレイヤー間で熾烈な客の奪い合いが行われることになる。

プレイの基本はワーカープレイスメント。

・バスを走らせる順番。

・線路を置く本数・順番。

・店舗を新装開店する数・順番。

・新たな住人を発生させる数・順番。

・バス本数の増加。

・次ラウンドのスタートプレイヤー

をワーカープレイスメントするのです。

しかも、ワーカーは一回使ったら戻ってこない。

最初に20個配られたワーカーをちょっとずつ使っていくのです。

1回のミスが命取りになる、運要素なしのガチゲー。

お互いに協力し合うとかではない。

どちらが早く客を奪うかの争い!どちらが早く主要ポイントへ路線を引くかの争い!

ワーカープレイスメントの肝は早い者勝ちのイス取り合戦!

かなりシビれるゲームですよ。

シュナプス

評価:5/10

言葉だけでタイルの絵を説明する。

「説明する人」と「タイルを取る人」の二人が挑戦。

タイルの中からカードで指定された絵のタイルをパートナーに言葉だけで説明する。

言葉だけじゃ説明が難しいように、似たような絵がちりばめられている。

それだけでも大変なのに、2週目以降はランダムで課題を課せられる。

「一つのモチーフに関して5単語しか言えない」とか

「お題カードを1分間記憶して、その後お題カードを見ずに説明する」とか・・・

これと言った工夫は無いけど、十分に楽しい。

ただ、絵に限りがあるのでリプレイ性は低いかもね。

ナダ!

評価:5/10

反射神経系ダイスゲーム。

2色のダイスで、各面にはいろんなシンボルが描かれている。

シンボルは全部で12種類あるので、全ダイスが同じ構成ってわけではない。

で、オレンジのダイス6個と白いダイス6個をジャラーと振る。

同じシンボルが出たら、それをいち早く言うのだが、異なる色のダイスで同じシンボルが出ないといけない。

上の写真だと、イカリはOKだけど、ロケットはダメ。

一番最初に正解を言えたプレイヤーが、対象のダイスを獲得してそれが得点になる。

そして、ひとつも同じシンボルが無い時は「ナダ!」って言う。

「ナダ!」が成功したら、ダイス総取り!

デカイ!

シンプルなゲームなので、誰でもすぐに盛り上がる。

そして、すぐに終わる。

盛り上がりの密度感はとても良い。

ダイスが減った時に起こる「ナダ!」早言い対決に、若干「なんだコレ?」感が漂うが・・・

そこは、ハウスルールで軽やかに回避。

はちあわせ

評価:5/10

漢字版「ドブル」。

子供が大好きな「ドブル」に、勉強要素をプラス!

親御さん、大喜び!

「ドブル」同様、数種類のルールがある。

でも、「ドブル」にもあったルールしか遊んでないんで、システム的な違いは判断つかないです・・・

載ってる漢字は小学校低学年程度なので、大人の威厳を維持できるのも良い。

ドラゴンの卵

評価:4/10

スゴロクとおはじきの子供ゲーム。

ダイスを振って、出目の数だけ自分のコマを進める。

これぞスゴロクっていうゲーム。

が、1と6の目がなく、卵の目になっている。

これが出ると、コマを進めることができず卵タイルを1枚裏返す。

卵タイルが4枚裏返ると、4枚目を裏返したプレイヤーが盤上にあるドラゴンの卵をおはじきする。

おはじきで他プレイヤーのコマをぶっ倒すわけです。

ぶっ倒されたら、そのコマはスタートへ戻る!

さすがに、それはきつすぎるのでコースの各所に脇道があり、そこで手に入る宝物チップを持っておけば、たとえ倒されてもその宝物の位置までしか戻らない。

適当な所で、宝物を取ってリスクヘッジしないといけない。

とくにひねりのないゲームだが、盤面の駒を倒したくて仕方がない子供の衝動を上手くルールに盛り込んでいる。

のか・・・?

カフェ メランジェ

評価:6/10

著名人が集まるカフェで、著名人と同席になるように、席を予約しまくる。

「オールドタウン」のデザイナー新作。

システムは「オールドタウン」と似ているのだが、よりわかりやすく、ゲーム性は深くなっている。

著名人タイルか自分のタイルに条件カードを追加していって、当てはまる席が1つだけになったらそこにタイルを置いて得点。

条件カードには「椅子の色」「机の色」「机の形」の3種類があって、それぞれ1枚ずつ置けば必ず席が確定するようになっている。

ゲームが進むにつれ、席が埋まっていくので2枚や1枚でも確定できるようになっていく。

このゲーム終了へ向けての加速感がこのゲームの醍醐味。

そんな終盤の流れをつかめたプレイヤーが有利なのだが、それがコントロール可能なのかどうなのか・・・

可能な気もするし、不可能な気もするし・・・

どちらにせよ、独特なプレイ感が楽しいゲームだ。

マスクメン

評価:7/10

オインクゲームズの新作。

ベースは大富豪なのだが、徐々にカードの強さが決まっていく。

6種類しかカードはない。

で、カードの強弱が最初は決まっていない。

カードプレイによってカードの強弱を確定していくのだが、複数枚のカードを出さないと強さを確定できない。

強くなるのは良いけど、その分そのカードが手札から減る。

ジレンマ的なアレです。

カードハンドリングが、なんとも独特で最初の数ゲームでは何が何やらわからない。

が、遊ぶうちに徐々に見えてくる場の流れ。

他のゲームでは味わえない流れで、非常に面白い。

強いレスラーを確定するっていうよりも弱いレスラーを確定するって考えた方が良さそう。

今回は、3人プレイだったので、場のコントロール感が掴めたが、プレイ人数が増えすぎると翻弄され過ぎちゃうかもね・・・

あと、手札がもうちょい多い方が「上手くプレイした」感が味わえる気がするけどどうだろう。

カードの強弱が、たまにヤヤコシイ状態になるのが弱点。

ここをスッキリ解決できていれば更に傑作ゲームになっていただろう。

(追記)

5人でやってみたけど、やっぱりコントロールできない。

ゲーマーには3人プレイで手札増やしプレイが良さげ。

1号線で行こう

評価:6/10

正体隠匿の鉄道ゲーム。

同じ組み合わせだと「トランスアメリカ」があるが、アレよりもちょっと複雑。

そして、他プレイヤーの妨害が容易。

逆に言うと、他プレイヤーから簡単に妨害されるので、正体を表すタイミングが大事。

前半はタイル配置で、後半はスゴロク。

ここに、目が行きがちだが、タイル配置だけを見てみたらなかなか良いゲーム。

その後のスゴロクの運要素も十分許容範囲。

終盤で出遅れたプレイヤーも、奇跡の逆転を夢見てへこたれずに済む。