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Board Game Memo Posts

コリュージョン(トランプ)

評価:7/10

プレイ中に何でも話していいって言うちょっと変わったトリックテイキング。

4人専用。

トランプゲーム大全より。

切り札なしマストフォロー。

1トリック1点。

それに加えて、以下のボーナス得点。

2人が同じトリック数ならそれぞれ+10点。

3人が同じトリック数なら、そうじゃない1人が+30点。

4人全員が異なるトリック数なら、一番トリック数が少ないプレイヤーが+20点。

52枚使うので13トリック。

総トリック数が奇数なので、2人2人の2ペアができないようになっている。ニクイ!

多くのトリックテキングは手札の情報を話してはいけないのが暗黙のルール。

だが、このゲームは何を話しても良い。

「何トリックとれそう?」とか。

「ハートでリードしてください!」とか。

もちろん、約束は守る必要はない。

他のプレイヤーが色々言ってるのを聞いてるだけでも良い。

ルールはシンプルなのに、かなり新鮮なプレイ感。

もちろん、トリック好き同士で遊んでね。

スマッシュ アップ

評価:4/10

恐竜とゾンビと忍者が激突!

ハチャメチャテーマで特殊効果満載のエリアマジョリティ。

(プレイ人数+1)箇所あるエリアにカードを置いていって、カードの数字の合計が規定数を超えると、エリアマジョリティ的得点計算。

そんな手堅いベースシステムに特殊効果がてんこ盛り。

特殊効果の内容も強烈で、初回プレイは「うへー!」しか言えない。

カード内容が分かってくると戦略的にも楽しめるかもしれないが、おそらくハチャメチャ感を楽しむゲーム。

特殊効果とB級好きにはオススメなのだろうか。

バケツ崩し3D

評価:5/10

バーストゲーム「バケツ崩し」が3Dに!

バケツが立体になった!

それだけで十分魅力的なのだが、他にもチョコチョコ変わっていた。

まず、バケツを崩すときにアクション要素が加わっている。

指一本でバケツを除去しないといけない。

これによって、崩さなくて良いバケツまで崩れちゃったりする。

アクシデント性が加わったのは良いね。

カード総数と手札枚数が減っているので、2枚以上手札を使うリスクが高まり、派手な展開が起こりにくくなっている。

リードプレイヤーがプレイ順を時計回り、反時計回り選べるようになっている。

これによって、敢えてダメージを受けて、やり返すみたいなことができる。

個人的には常に時計回りの方が仕方なく攻撃ってことになるので良かった。

狙って攻撃できるとギスギスしちゃうからね。

とにかくバケツが立体になったのが、何よりの良さ。

カードの質も悪くない。

新ルールが気に入らなければ、昔のルールでも遊べるので、今買うならこの3Dで間違いない。

ポートロイヤル(クイーン)

評価:5/10

個人ボードがあるトリックテイキング。

カードが2種類ある。海賊カードと積み荷カード。

海賊カードでトリックテイキングして報酬として積み荷カードを得る。

取った積み荷は自分の船に積んで得点に。

でも、積み込みすぎると沈没して0点に・・・

各ラウンド、8枚の手札で8トリック行う。

場には9枚の積み荷カード。

まずは、そのラウンドの特権の競り。

勝利点を支払う競り。

競りの勝者は

・切り札の決定

・ウィドーとの手札交換

・リードプレイヤーの決定

全てを得られる。

リードプレイヤーが今回のトリックの景品を決めてリード。

メイフォロー切り札有。

切り札を出すときだけ条件があって、リードカラーが手札に無い状態じゃないとイケナイ。

あと、トリックを取ったプレイヤーが次のリードプレイヤーを指名できる。

積み荷のバーストが頻発するかと思ったのだが、結構みんな積み切れちゃう。

メイフォローなので自由が効いちゃうからね・・・

マストフォローだと事故り過ぎるのかな・・・?

もうちょい工夫があれば良かったように感じる。

春秋戦国

評価:6/10

エッセン新作。

スカウトアクション3位。

カードが6枚配られて、これらをアクション強化かアクション実行のどちらかとして使う。

「ラ・イスラ」と似てるね。

全体としてみると全くの別物だが・・・

メインボードへの駒の配置は早い者勝ちだったりマジョリティだったり、他プレイヤーとの絡みはあるのだが、基本的にはソロプレイ。

早い者勝ち部分も置ける数が多めに設定されていたり、ボーナスなしであれば置くことができたりで、そこまでヒリヒリしない。

各自が自由に目的を達成していく感じ。

なのでプレイ感は比較的平和。

慣れてくると、要所が見えてきて激しい取り合いになるのかもだけど・・・

目的が沢山あって、初回プレイは思考がキョロキョロして定まらない。

こういう散漫な複雑さを持つゲームは好みでは無いのだが、アクション選択部分はスッキリしているので、ギリギリ許容範囲。

複雑なのは苦手だけど、プレイ感は重くないのでもう一回ぐらい遊んでみたい。

初回プレイは、各ルールがどのように作用するか確認することに終始する。

このメーカーのゲームは、2回やらないと判断できないね・・・

パッチワーク

評価:7/10

「テーベ」の手番システムでウボンゴ的にタイル配置。

ウヴェの二人用。

スカウトアクション8位。

手番では、タイルを購入して自分のボードに配置するか時間を消費してボタン(お金)を得るかの2択。

タイル購入のコストはボタンと時間で支払う。

使い勝手の良いタイルはコストが高くなっている。

あと、各タイルにはボタンが描かれていて、これが定期収入になる。

序盤にボタン付きのタイルを取ることも大事になる。

購入できるタイルは円形に並べられていて、そこに共通の駒が一つ。

この共通駒から時計回りに3つのパーツしか購入できないので、選択肢は絞られていて、かつ「テーベ」システムによる手番管理を生かしている。

新規性は無いが、手堅くまとまっている。

万人受けするって意味でも手堅い。

パンタロス

評価:4/10

殴りと商売のワーカープレイスメント。

IRON GAMES。今頃気づいたけど、このメーカーのゲームって全部タイトルがP始まりなのね・・・

エッセン新作。

ダイスをワーカーとして使うのだが、ダイス目は単にレベルを表してるだけで一切振らない。

そんなダイスワーカーをプレイスメントして様々なアクションを行っていく。

得点方法は、大きく分けて2つ。

・材料や加工品を売却するっていう商売得点。

・タイタンを使って、地下から攻めてくる敵を倒したり、他プレイヤーを殴るっていう殴り得点。

どうも、この2種類のバランスがおかしい。

殴りが強すぎるのだ。

4人プレイで殴り特化が3人、商売特化が1人にわかれたのだが・・・

結果、殴りが勝った。

殴られた側のマイナスはそれほど酷くないのだが、殴り側のプラスがデカすぎるのだ。

普通のゲームだと戦略が被らないプレイヤーが勝つと思うのだが・・・

そういう固定観念に縛られたゲーマーへの挑戦なのだろうか。

全員が「殴り強い」っていう共通認識でプレイしないとダメみたい。

いくら殴られようがコツコツ商売に精を出してたプレイヤーが負けちゃうのは、なんともやるせない。

いや、これがパンタロス!

雲の上のユニコーン

評価:5/10

3才からできるスゴロク。

良いことしかないゲーム。

宝石を集めながらゴールを目指す。

ゴールに1番につけば宝石が4個貰えるので、1番にゴールしたいのだが途中途中で宝石が貰えるマスに止まっていくのも大事だ。

とは書いたが、移動はダイスロールのみなので意思の入り込む余地はない。

このゲームの特徴は、特殊マスに良いことしかないって部分。

・宝石ダイスを振って出た目の宝石も貰える

・虹にのってちょっと先のマスまで進める

そして、プレゼントマスに止まると、「ストックから好きなプレイヤーに宝石を1つプレゼント」!

優しすぎる!

ルール聞いただけでホッコリしちゃう。

足し算が難しいお子さんでも、ボード裏面に宝石を並べることで数がわかる。

完璧なお子様サポート、これがHABA!

セドマ(トランプ)

評価:6/10

「ごいた」にちょっと似たペア戦トランプゲーム。

トランプゲーム大全より。

使うカードは7~KとA。

メイフォロー。

リードされた「ランク」を最後に出したプレイヤーがトリックを取る。

スート関係無し!

で、7が切り札。

得点札はAと10。

ペア戦なので、仲間に得点札を取らせたいのだが、自分がリードすると相手チームが最後手番になる。

なので、序盤はあまり得点札を出さずに手札調整。

終盤にずっと自分チームのリードになるように調整していくのだ。

手札運は大きそうだけど、カウンティングも結構重要で中々面白い。

今、思い出しながら書いていたら、戦略的なものが見えてきたので、また遊んでみたい。

おっとっとラマ

評価:6/10

自分のラマを火口ギリギリまで進めるチキンレース。

各プレイヤーが、袋から1~5枚好きな枚数のチップを握り込む。

この握った数が自分の進む歩数になるのだが、すすめる条件が毎回違う。

・「単独で一番多く握った人」と「単独で一番握らなかった人」

・「単独で一番多く握った人」

・「単独で一番握らなかった人」

・「握った枚数が被った人」

これらの条件をラウンドの最初にスタートプレイヤーが決める。

最終的に袋のチップが無くなった時点で、火口に一番近いプレイヤーの勝ち。

今回、6人プレイだったのでこのゲームの妙味を味わう前に終わっちゃった感がある。

が、面白さの片鱗は感じられたので、4人ぐらいで再度プレイしてみたい。