「パンデミック」のカードゲーム。
今回は協力じゃない。それどころかプレイヤーがウィルス側となって世界を滅ぼす。
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カードプレイによるマジョリティ争いなのだが、そこまで戦略性はなさそう。
そんな中、イベントカードの効果に振り回される感じ。
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スタートプレイヤーが移らないっていうのも、なんだか不平等感が強い。
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「パンデミック」とテーマ以外は全くの別物なので、テーマ好きかコレクター以外は買うと後悔しちゃいそう。
ボードゲームメモ
「パンデミック」のカードゲーム。
今回は協力じゃない。それどころかプレイヤーがウィルス側となって世界を滅ぼす。
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カードプレイによるマジョリティ争いなのだが、そこまで戦略性はなさそう。
そんな中、イベントカードの効果に振り回される感じ。
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スタートプレイヤーが移らないっていうのも、なんだか不平等感が強い。
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「パンデミック」とテーマ以外は全くの別物なので、テーマ好きかコレクター以外は買うと後悔しちゃいそう。
クニツィアが書き下ろしたダイスゲーム満載の本。
ダイスゲームの紹介に加え、様々なダイス理論も書かれており、読み応えのある一冊になっている。
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140ものゲームが紹介されているのだが、その中からクニツィアオリジナルのゲームを抜き出して遊んだ。
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完全に運のみのゲーム。
ダイス振って棒取るマシンとなる。
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これも、ダイス振ってチップ取るマシンだが、左右どちらから取るかの選択肢が加わる。
それだけのことだけど、意外と面白い動きをする。
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ダイスを使ったポーカー。
順番にダイスロールをしていって、一番高い役を作れたプレイヤーが総取り。
1回だけ一部振り直しが出来る。
レイズが自分の手番中ならいつでも出来るっていうのが特徴。
情報が公開なので、長い目で見ると確率計算が上手いプレイヤーが勝つんじゃないかな。
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簡易版「ヘックメック」。
「ヘックメック」は冗長だと感じる派なので、「オクト」の方が好みかも。
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複雑な「ヤッツィー」。18項目もある。
「ラング」っていう縛りの緩い役の存在が特徴かな。
上級者版「ヤッツィー」って感じ。
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3個のダイスを1個ずつ振って、1の桁、10の桁、100の桁に入れて3桁の数字を作る。
前半は一番小さい数字のプレイヤーが失点。
後半は一番大きい数字のプレイヤーが得点。
思考はかなり単純なのでサクサク進む。
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斜めがない「ダイスビンゴ」。
あと、10は0(or 10),11は1,12は2として扱うので、若干役が作りやすくなっている。
ちょっとした事なんだけど、面白くなっている気がする。
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「クリス・クロス」のバリアント。
縦列の得点と横列の得点をそれぞれ合計して、小さいほうが自分の得点になる。
この「インジーニアス」的傑作システムを導入したことで、一気に品格が上がった。
今回遊んだ中では一番好き。
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これも「クリス・クロス」のバリアント。
二人用。
1人が縦列、もう1人が横列を担当して点数を競う。
考えどころがほぼ無くなった。
こちらは一気に品格が下がった。
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2~12点のエリアマジョリティ。
2つのダイスを振って、その値をいずれかのエリアに書くだけ。
同じエリアには2回書くことが出来ない。
最終的に書くエリアに一番でかい数字を書いたプレイヤーがそのエリアの得点を得る。
カードと違って数字の個数が無限なので、ジレンマは薄い。
その分、逆転性があるのだが・・・やはり自分はカード派のようだ・・・
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4つのダイスを2組に分けて「キャントストップ」的に山を登る。
だが、ダイスロールは1回だけ。バーストなど無い。
なので、レアな目が出たら積極的に選んでいきたい。
最適解がわかりやすいので、ちょっと単調かな。
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3列でダイスポーカー対決。
順番に1個ダイスを振って、1マス埋めていく。
「バトルライン」的な感じだ。
これまた、カードが恋しくなった。
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ダイスカップで隠して降るブラフポーカーダイス。
これまた順番に振っていく。
自分だけが確認して、役を発表。これに対してブラフ宣言 or スルー。
全員がスルーすると、真実は謎のままに発表した役が採用される。
誰かがブラフ宣言すると、負けたほうがポットと同額(!!)を支払う。
倍々でポットが膨らむので、派手な展開が楽しめるよ。
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クローズで3つのダイスを振り3桁の数字を作る。
最後まで残って、一番数字が小さいと失点。
その前に軽い失点で降りることも可能。
自信があれば、失点の額を増やすことも出来る。
ほぼ判断材料のないブラフゲームなのだが、テンポが良いのでパーティーゲームとして優秀。
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クローズで5つ振った後に、ビット。
その後1人1回ずつ振り直しが出来る。
振り直しをする場合は、最初の出目は公開で、振り直したもののみクローズ。
この振り直し時に出目が見えるってのが面白ポイント。
勝負の途中で「あいつブラフだったんだな・・・」ってのばバレちゃってなんとも恥ずかしい!
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オープン2個
クローズ
2個。
ビット後、
オープン1個で役を作る。
情報量が多いのでブラフがかけにくく、手堅い展開になりがち。
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共通のダイス2個、個人のクローズ2個。
ビット後、共通のダイス1個で役を作る。
共通が3個と多いので、役のバリエーションを考えるのが簡単。
ちょっと物足りないかな。
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共通のダイス2個、個人のクローズ2個。
ビット後、個人のオープン2個。
計6この中から5個を使って役を作る。
ブラフと計算の塩梅がちょうど良い。
6個あるから強い役も作りやすいしね。
ダイスポーカーの中なら、これか「ドロー・ダイス・ポーカー」が好み。
イタリアのゲームデザイナー集団「アッキトッカ」の数少ない作品の一つ。
建物を建てて自分の領地を繁栄させるのだが、ゲーム中4回襲ってくる外敵は繁栄している領地を狙って襲う。
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ところてん式競りをして建物カードを取るのだが、この競りが他のアクションと同時進行というところが面白い。
6つある競り対象の一つに駒を置くか、それまでに置いた駒を全て回収するか。
回収は一気に全駒を回収できるので、できるだけ同時に回収して手番を節約したい。
でも、引き伸ばしてると他のプレイヤーに押し出される危険性が高まる!
あと、手番での選択肢がもう1つあって、それが「収入」。
定期的に「収入」をやっていかないと回らないのだが、いつ競りを休んで収入するかが悩みどころとなる。
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もう一つの特徴が、外敵からの攻撃。
山札が尽きる毎に外敵がプレイヤー達を襲う。
これに対抗するために軍事駒を握るのだが。
左右の手、どちらにも握る。
右手には皆の為の駒。左手には自分だけの為の駒。
皆の右手の駒と自分の左手の駒を合計した戦力で戦う。
もちろん、皆のために出すのにはメリットがあって、多く握っていると得点を貰える。
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で、このゲームで一番の注目ポイントは、プレイヤーによって外敵の数が違うって部分。
最低得点のプレイヤーと自分の得点差によって襲ってくる敵の数が変わる。
あえて、得点を抑えて他プレイヤーに尋常じゃない数の敵を送り込むって戦略もありそうだ。
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ルールが若干ヤヤコシイんだけど、全てのルールに意味があるので仕方なし!
同じ年に発売された「ドミニオン」の影に隠れてしまった可哀想なゲーム。
宇宙海賊になってドンバチ。
直接攻撃有り、特殊カード有りのダイスゲーム。
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ちょこちょこと商船を襲って金を稼いで、装備を買ってパワーアップ。
最強になった俺の船でドーンってやつだ!
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場札以外にも、他プレイヤーを攻撃できるのだが、この時の報酬がえげつない。
装備を半分もっていかれるのだ。装備を奪われると戦力もなくなり、ほぼ再起不能に。
逆に勝者はさらなる戦力を得て、無敵状態になる。
そんな一人勝ちプレイヤーを他のプレイヤーが協力してい倒しにいって・・・次の一人勝ちが現れて・・・っていうイチャイチャを繰り返す。
泥沼化しそうなシステムだが、減点がないのでかならず収束するようになっているのが救いかな。
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テーマから受ける印象まんまなゲーム。
大味なゲームなのに、細かいルールが多いのは減点。
リアルタイム協力ゲーム。
迫り来る隕石群をロケットで撃ち落とす。
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自分の前にロケットとそれに必要なエネルギーを揃えることを目指すのだが、基本的に喋っちゃダメ!
そんな中、ロケットが完成した時にのみ発することが許される言葉
「発射!」
シュール過ぎる。
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隕石は裏向きに並んでいるのだが、裏面には「1~3」「3~5」の表記。
これが隕石の大きさの可能性を表している。
「1~3」に3のロケットを撃ちこめば確実に壊せるのだが、大きさ以上のロケットを撃ちこんじゃうとタイムリミットが減っちゃう。
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考えどころがほとんどないし、全員の情報量は手札以外一緒なのに、喋っちゃダメなので作業感が強まっちゃってるね。
普通に喋れる方が面白いんじゃないかな。
議員となってニューヨークの市長になることを目指す。
「キャプテン オブ インダストリー」の作者。
キックスターター発。
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土地を取って、そこに建物を建てて、人口を増やす。
最終的には、「自分の増やした人口」と「自分の支持率の掛け算」が得点になる。
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アクションは7種類あり、手番プレイヤーがその内の一つを選び、実行権を1順の競りで決める。
アクションの種類は
「お金を得る」、「土地を買う」、「支持率を買う」、「影響力を得る」、「建物を建てる」、「スタートプレイヤーになる」、「建物価値の決算で人口を増やす」。
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お金、影響力、人口、支持率、と4つのパラメーターがあるのだが、それぞれが影響しあっていて中々面白い。
だけど、ちょっと建物のバランスがおかしい気がする。
わかっているプレイヤー同士だと最初から警戒出来るが、初回プレイだと最初に走ったプレイヤーがかなり有利になる。
他の部分が良いだけに、残念。
ちゃんと調整すれば面白くなり得たのに・・・惜しい・・・
ローゼンベルクの我慢比べゲーム。
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4色1~7のカードを盤面に置いていくのだが、3×3に収まるように置かないといけない。
はみ出ちゃったら、はみ出たカードを全て取ってマイナス点に。
手番で2枚出さないと手札補充ができないので、どんどん選択肢が減っていく。
下手すると、大量失点を食らうことに・・・
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先を見据えて、ある程度の失点をあえて受けていかないと大変な目にあう。
が、手札運が良いとそんなこと考えずともドンドン出していける。
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ちょっと、カード運が強いので、戦略的に遊ぶと辛いけど。ワーワーと遊ぶ分には楽しいゲーム。
各カードに2つのスートが割り当てられている汎用カード「decktet」を使ったトリックテイキング。
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ランクは1~9とキング。
1とキングは1スートしか書かれていないが、他のランクは2スートずつ書かれている。
その構成は、写真の奥のカードを参照・・・ぼけてるけど・・・
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マストフォローなのだが、リードカードに描かれた2つのスートのいずれかをフォローできれば良いので、終盤まではほぼフォローできる。
で、1トリック1点。
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更に、切り札がゲーム中に代わる。
1のカードが出た瞬間に、そのスートが切り札に。
なので、1でも十分にトリックを取れる。
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カード構成が把握できないので、なんとなくでしかプレイできない。
途中で切り札が変わってごっつぁん得点も多々発生するし・・・
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イラストは良いし、面白いカードだとは思うんだけど、トリックテイキング向きじゃないかも・・・
6人でプレイしたのも良くないのかな・・・?
クソゲー過ぎて遊んでると体調崩しちゃう「エボリューション:種の起源」のリメイク。
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有り難いことに、かなり調整されている。
元ゲームプレイ中は、意識が朦朧としてたので記憶が定かでないが調整された部分は
・食料供給数がダイスロールではなくカードプレイの合計。
>プレイヤーの総意で決まるってこと。
・種族に付けられる能力カードが3枚までに。
>カード付けまくった最強野郎でドンッ!が出来ない。
・滅亡時の補償。
>脱落しないよ。
・2枚のカードの間に置いてプレイするややこしいシステムの変更。
>あれはなんだったのか・・・
・各カードに書かれていた細かい記載を「個体数」「大きさ」というステータスにまとめた。
>スッキリ!
等々
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リメイク前からの比較で良く見えすぎてるだけかも知れないけど、
普通に遊べるぐらいには整えられている。
特殊効果好きの人なら楽しめそうだよ。
海賊になって商船を襲い海軍から逃げる。
イギリス新設メーカーの1作目。
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各自ダイスを3つ振って、それらのダイスを1個ずつ順番に使ってスゴロクっぽく進む。
スゴロクと言っても、毎ラウンドスタートに戻るのでレースじゃなくてアクション選択の為のスゴロク。
止まったマスの商船を襲ったり、港で商品を得たりする。
そうやって得た資材で自分の船をアップグレードして、より強い商戦を襲う。
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スゴロクのコースには7マス置きにチェックポイントがあり、ダイス目を使う代わりに次のチェックポイントへ移動することができる。
これがダイス運のウェイトを軽くしている。
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あと、得点形式がちょっと変わっている。
ゲーム終了時に、「悪名」「お金」「船の価値」「船員の価値」をそれぞれ比べて、1位は7点、2位は5点、3位は3点・・・って具合。
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ちょこちょことアイデアは盛り込まれているのだが、全体としてみると新鮮味は薄い。
ダイスを振って、それをアクションに割り当てるってタイプのゲームはどうも苦手。