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Board Game Memo Posts

火星発掘隊

評価:5/10

火星を発掘。

移動して、掘り起こして、運び出す!

3枚スタックされたタイルが4×4に並べられている。

これが火星の地層を表している。

自分のコマが置いてあるタイルを発掘(表替えす)して運搬(自分の手元にもってくる)することでお金を得る。

得たお金で、設備をグレードアップして、より難しい発掘や運搬に挑戦していく。

他プレイヤーと同じマスにいると協力して発掘や運搬が出来るのだが、報酬も山分け。

協力というよりは、他プレイヤーが仕事しそうな所に割り込んで、おこぼれをもらう感じ。

特に目新しさ等は無いけど、程よいお仕事感とめくり運のバランス。

ウル

評価:6/10

絞られたルールのイケてる文明発展ゲーム。

多人数アブストラクト。

盤面には6×6のタイル。

ここで陣取り。

タイルは全部で40枚あるので、盤面に並べても4枚余る。

これらを1枚ずつ配って、各プレイヤーの手札になる。

手番では手札のタイルに描かれた色のアクションを実行できる。

その後、場のタイルと手札を交換して手番終了。

美しい無駄のないルール!

完全情報&運要素なしのアブストラクト!

ガッチガチ。

各アクションも良く考えられているし、得点システムもジレンマを生んでいて良い!

ゲームとしてはよく出来てると思うけど、個人的にはもうちょい揺らぎというか、かわいげが欲しかったなぁ。

ロタロット(タロット)

評価:4/10

草場さん考案のタロットカードを使ったトリックテイキング。

4人用。

大アルカナが切り札で、マストフォロー、マストラフ。

18枚ずつ配って、残った6枚中5枚を表に、1枚を裏して場に置く。

で、ビット。

ビットの仕方は

「場のカードと○枚交換したら全得点の半分を取れます」

って言い方。

交換枚数が少ないほど強いビットになる。

全員がビットしなかったら「ラムシュ」っていうミゼールゲームになる。

プレイしてみて感じたのは、通常ゲームの成功率の低さ。

1vs3で過半数は、かなりキツイ。

そうなると全員がビットせずに「ラムシュ」になる。

「ラムシュ」で多く取っちゃうと通常ゲームで失敗した時以上の失点を食らう。

なんとも理不尽だが、手札によっては、ある程度の失点覚悟でビットしていかないとダメなのかも。

キューブ(アミーゴ)

評価:6/10

「王への請願」のトム・レーマン新作。

ダイスを自分好みの編成に!

最初は白ダイスを5個持ってスタート。

これで、場に並べられた役を目指して「ヤッツィー」していく。

色んなダイスが入ってるんだけど、全部特殊ダイス。

最初に持ってる白ダイスは、1~4とチェンジが2面。

チェンジ面が出たら、白ダイスを別の色のダイスに交換できる。

このダイスチェンジを使って、役を作りやすそうなダイス編成に調整していく。

ダイス毎に色々と特徴があって、

「偶数しか出ない」「3以上しか出ない」みたなわかりやすいのから

「ダイスの総個数を増やせる目がある」「他のダイスを好きな目に出来る目がある」みたいな特殊なものまで。

最初はとりあえずダイスを増やせば良いんじゃない?と思うが、「役を作るとダイスを5個に減らさないといけない」っていうルールがあるので、そう単純じゃない。

場に並んだ役の状況に応じて臨機応変にダイス編成をシフトしていく。

短期的な戦略だと手詰まりが起こるが、長期的に考えるのは難しい。

中期的な戦略を重ねていく感じかな。

場の役カード補充ルールも、そこら辺を意識させるルールになっている。

「王への請願」は昔1回やっただけなんであまり比較できないけど、個人的には「キューブ」の方が展開が流動的で好き。

ただ、「ヤッツィー」系の欠点であるダウンタイムの長さは健在なので、少人数プレイのほうが良さそう。

パフューム

評価:5/10

ダイスロールで香水を作る。

「フレスコ」デザイナーの新作。

「フレスコ」にもあった手番決めシステム。

あとは、ダイスを選んで振って、結果に応じた香水パーツを獲得。

香水パーツを合わせて香水を作成。その香水を求める客に売って得点。

ダイス目が成功か失敗の2個だけにすることで、リロールの確率計算をしやすくしていたり、遊びやすい工夫はされてるんだけど・・・

ちょっと、個性が無さ過ぎる!なんか特徴ちょうだい!

雰囲気は良いので初心者には良いんじゃないかな。

ルールは少なく、悩みどころもほど良く、遊びやすいし良いと思います。

プー

評価:4/10

オナラをこいた人を探すっていう軽くヒンシュクを買いそうなテーマ。

手札5枚でスタート。

最終的に手札カードの合計が一番高いプレイヤーが失点を総取り。

ババ抜きの要領で、隣のプレイヤーの手札を1枚ずつ公開していく。

そうやって徐々に明らかになる皆の状況を見て、(自分が最大だな)と確信したら、「スイマセン、私がオナラしました、、」と白状しても良い。

手番が1周するごとに失点が増えるので諦めが肝心。

誰も白状せずに3周したら、誰が一番でかい(臭い)かを指さし予想。

これを当てられると、失点が更に増してしまう。

公開されるカードによっては特殊効果があったりして、思わぬ展開になったりするのだが・・・ババ抜きで出すカードが決まるので、戦略性は薄い。

「おい!なんかくせーぞ!おまえだろ!」と、テーマを楽しむゲームだね。

(あまりにテーマ付けが強すぎて乗るには中々の勇気がいるが・・・)

ピラミトリコ(トランプ)

評価:5/10

アブストラクトトランプゲーム。

「プエルのトリコ」さんの新作。

ゲームマーケットで無料配布されていたので、貰ってきた。

ペンギンパーティー風にカードを重ねて、各列でエリアマジョリティ。

手札固定なので、ガチガチになりそうだが得点を2種類用意して先を読みにくくしている。

昔からあるゲームのような安定感がある。

単にトランプゲームだから、そう感じるだけ?そうかもね・・・

この硬派な感じ好き。

これからの新作も楽しみにしてます。

見逃してもイイよ!

評価:6/10

禁酒法時代の密輸がテーマ。

「手荷物検査」や「ノッティンガムのシェリフ」をギュッとした感じのゲーム。

荷物の種類が「合法品」と「非合法品」の2種類だけになっている。

あと、検査役が決まっているわけじゃなくて、挙手制。

捜査をするには捜査官カードが必要なので、手当たりしだいにしゃしゃり出てるとそのうち捜査できなくなる。

面白いのは、捜査に行っておきながらワイロを貰ってノコノコと帰った場合、捜査官カードを失わない。

ワイロを推奨しているゲームデザイン。

「手荷物検査」や「ノッティングアムのシェリフ」より好き。

要素を上手くまとめている。

捜査時の処理が若干ややこしいが、きちんとサマリー用意してくてるしね。

雰囲気はB級感満載だけど、なかなか面白いブラフゲームだよ。

ペニープレス

評価:5/10

ワーカー配置で新聞作成。

キックスターター発。

戦争、犯罪、政治、ニューヨーク、スポーツの5ジャンルの記事が並んでいる。

これらの記事にワーカーを送り込んでいく。

ワーカー配置じゃなくて、記事の獲得を選ぶと、ワーカーマジョリティを取れている記事全てを獲得。

獲得した記事は「パッチワーク」的なパズルで紙面に配置し得点を得る。

空きマスが多いと減点。

ジャンルごとの注目度によって得点が変わる。

価値の高いジャンルを取りたいのだが、価値の高いジャンルの記事は最上段に置かないといけないってルールがあって、配置に制限をかけてくる。

価値の低いジャンルもある程度取っていないと上手く配置できない。

ワーカーによる牽制合戦が中々面白いのだが、ちょっと突き抜ける感じがないね。

コンポーネントの出来も含めて丁寧な印象は受けるんだけど、もう一捻り欲しかった感じだね。

ダラス

評価:6/10

企業を買収して、自社の規模を大きくするゲーム。

70年代に発売された「カルテル」のリメイク。

「ダラス」になって特殊カードが追加されているみたいだけど、今回は特殊カード無しでプレイ。

最初は全然所持金が無くて、1、2金の収入でワーワーやってるのに、しばらく進むと一気に経営が楽になってくる。

このブレイクスルー感がこのゲームの醍醐味。

ただ、拡大再生産&レガシーゲームってことで、序盤の引きが悪くて出遅れると挽回は困難。

でも、そんな欠点を補って余りある魅力があるゲーム。

荒いなぁって思いながらも、もう一回遊んでみたい気にさせる。

なんなんだろう、拡大曲線、引き運とプレイ時間のバランスが良いのかな?