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タグ: boardgame

孫子兵法

評価:5/10

孫子兵法

見た目は難しそうだけど、比較的シンプルな心理戦。

二人用。

エッセン新作だけど、2005年のリメイクらしい。

ラウンド開始時に手札から5枚を5つのエリアに裏向きに配置。

2人が5枚置いたら、1エリアずつオープンしていって数比べ。

数が多い方が、そのエリアに差分だけ軍隊を増やせる。

これを9ラウンド繰り返す。

3,6,9ラウンド目の最後に得点計算があるので、その瞬間にエリアを支配しておきたい。

カードの種類は1~10と数種類の特殊カード。

1~6は使っても手札に戻ってくるが、それ以外は使ったら捨て札。

あと、1を使ったらカード補充が増えたり、6は同じ場所で使えなかったりする。

と、色々思考の引っ掛かりを作っているが、結局は心理戦。

どこで特殊カードを出すか、それを最小限の損害で受け止めるかって読み合いが肝。

簡易ルールと標準ルールがあるんだけど、ゲーマーならいきなり標準でも問題なし。

簡易ルールだと、駒数不足のジレンマを感じづらいからね。

バガミ(トランプ)

評価:6/10

バガミ(トランプ)

取らないスートを決めつつも、出来るだけトリックを取ることを目指す。

切り札なしのマストフォロー。

手札を見て、1枚を伏せて一斉にオープン。

このスートが、そのプレイヤーが取ってはいけないスートになる。

このカードは手札に戻らないので手札調整にもなっている。

得点は

宣言スートを1枚も取っていなかったら(トリック数)×20点。

宣言スートを1枚でも取っていたら(トリック数)×10÷(宣言スートの枚数)。

あと、1トリックも取らなかったら30点。

更にミゼール宣言もできて、成功したら100点。失敗したら0点。

他プレイヤーの宣言スートも丸見えなので、もちろん嫌がらせ行為が頻発する。

終盤はどうしても不純物が混ざってくるので、序盤にサササっと取って後は取らないように立ち振る舞う感じかな。

嫌がらせは横行するけど、マイナス点が無いので何となく気分晴れやか。

ルールは簡単だし、手軽で良い感じです。

カタン カードゲーム(旧版)

評価:4/10

カタン カードゲーム(旧版)

カタンブーム真っ只中に作られた二人用カードゲーム。

ダイス降って、出目に対応する資源が産出。

その資源を使って開拓地や都市を作り、更なる資源を生みたす。

って、ベースはカタンと一緒。

が、そこに特殊カードがてんこ盛り。

拡大再生産のゲームなので、徐々に差が拡がる。

ボード版では盗賊や交渉が良いバランサーになっていたが、カード版は二人用なので機能しない。

カタンフィーバーで浮かれちゃったかな、、、

特殊効果好きなら楽しめるかもしれないけど・・・

カタンが好きだからって飛びついちゃうとケガするよ。

ラ グランハ

評価:6/10

農場の色んな要素で得点しましょうゲーム。

少数販売だったのだが、話題になってリメイク決定っていう注目作。

個人ボードの上下左右に溝があって、ここにカードを差し込む。

どこに差すかによって、効果が変わってくる!

ってのがキャッチーな独自システム。

いや、「ラ・イスラ」とか「春秋戦国」とか、最近の流行りシステムか。

基本の流れは、

リソース獲得して加工して、リソース払ってミッションを達成して、得点を得る。

ここに、早い者勝ちミッションやら、特殊効果やら、色んな要素が入ってくるわけです。

と言っても、ルールに不可解な部分はなくまとまっているので、途中でルール忘れることはなかった。

このテンコ盛り感はフェルトを彷彿とさせるね。

フェルトの新作ですって紹介されたら違和感なく受け入れちゃいそう。

ってことで要素多めな重量級が好きな人にオススメ!

フィールド オブ グローリー カードゲーム

評価:4/10

フィールド オブ グローリー カードゲーム

ウォーゲーム「フィールド オブ グローリー」をワレスがカードゲーム化。

見た目の「バトルライン」っぽいってだけで買ってしまった。

結果から言うと、大失敗。

「バトルライン」感は薄いし、ルールもヤヤコシイ。

そもそも「ウォーゲーム」なんてやったことないし、興味もないのに・・・

なぜ手を出したのか・・・

カード構成とか、各カードの相互関係がわかりだすと面白くなるかもしれないが、そこまでやり込む自信はない。

完全にターゲット外だったな・・・

贋金づくり

評価:6/10

贋金づくり

偽金をマネーロンダリングで本物のお金に換える。

そうして得た本物のお金で偽金印刷機を買って、更なる偽金を得る。

だが、最終的には古銭の獲得を目指す。

リソース全てが金絡みっていう、きな臭いゲーム。

フリーゼのデビュー作らしいのだが、中々凝っている。

特に競りにマストフォローを導入しているのが面白い。

1万円紙幣をたくさん持っていても、100円硬貨でリードされると降りざるを得ないのだ。

小さいお金はいずれ偽金ということがばれて使えなくなるので、徐々に高額な偽札へシフトしていかなとダメっていうチキンレース的要素もある。

だが、20年前のゲームなので、荒い!

弱者救済が一切無い拡大再生産なので、1度失敗すると悲しい1時間を過ごすことになる。

テーマとシステムの根幹は面白いので、「フレッシュフィッシュ」みたいに大幅にいじったリメイクしてほしいところ。

時代に合わないから、売れなそうだけど・・・

ナイル

評価:4/10

ナイル

ナイル周辺で農業。

カードをプレイして畑を作る。

各畑は1つしか存在できず、誰かが既に持っている場合は上回る枚数を出して追い出す「ドライブ」的なルール。

手番の最初に山札の一番上のカードをめくって、収穫チェック。

その畑を持っているプレイヤーは畑から1枚を得点化することができる。

ゲーム終了時は、得点化したカードを種類別に分けて、一番少ない枚数が得点。

「チグリス ユーフラテス」の得点計算と一緒。

そこまで悪くはないのだが、ルールの書き方がややこしいし、そもそも無駄に肥大化している印象。

無駄が多い同人臭を感じちゃう。

カードの質も非常に悪い。

まぁ、そこまでリプレイすることも無さそうだが・・・

ハーメルン

評価:4/10

ハーメルンの笛吹き男がテーマのゲーム。

プレイヤーは、ハーメルンの街で結婚し、男は物を生産し、女は子を産む。

生まれた子供は、結婚し新たな家庭を持ち・・・と繰り返される。

だが、物を生産したり子供を産むと、何故かネズミが増える。

ネズミが増えすぎると、その家族は行動不能になってしまう。

そうなると助けてくれるのが、「猫」と「笛吹き男」。

どちらを使うにも金が必要になる。

さらに、ラウンドの最後に結婚できていない子供がいると、笛吹き男が連れ去ってしまう。

それを阻止するのにもお金がいる。

ハーメルンってタイトルから、子供を連れ去る笛吹き男に目が行きがちだが、注意していたら子供を連れ去れれることは、ほぼ無い。

それよりも、子供を産んで、結婚して、子供を産んで・・・ってサイクルが独特。

他にも、ちょっと変わったルールが色々あるのだが、どれもかみ合っていない。

やっぱり、このメーカーはフィギュアだけって感じだね・・・

ルーニークエスト

評価:6/10

ルーニークエスト

お題のマップを見ながら、手元の透明ボードにペンでラインを描く。

透明ボードをお題に重ねて答え合わせ。

ルールは同作者の「ドゥードゥルクエスト」とほぼ同じ。

ラインを描くのに時間制限があったり、

他プレイヤーを邪魔するアイテムがあったり、

「利き手じゃない手を使う」「肘を曲げずに描く」みたいなペナルティがあったり、

魚型の定規が無くなってたり。。。

「ルーニークエスト」はスーパーマリオ的な世界観で統一されていてイラストも綺麗なので製品としての安定感はあるけど、色んな見た目のお題がある「ドゥードゥルクエスト」の方が若干バリエーション豊富。

でも、やっぱりほぼ同じだね。

見た目の好みで決めればいいと思うよ。

ゲーム経験問わず楽しめるパーティーゲーム。

特に初回プレイ時は異常に楽しくて、興奮しちゃう!

リプレイ性は低そうだけど・・・

トリックス

評価:4/10

手札の購入から始めるトリックテキング。

アランムーン作。

各自が同じ構成のカードをとって、個人山札とする。

個人山札の一番上をオープン。

これらが、購入できるカードになる。

価格は購入するカードのランクと同額。

他プレイヤーの山から買ったら、そのプレイヤーに支払い、自分の山から買ったら銀行に支払う。

そうやって各自が8枚ずつ買う。

その上で、自分が何トリック取れるかビット。

手札からカードを1枚伏せて出すことでビットする。

そのカードのランクが取るトリック数を表す。

更に、ビットカードの中で最も高いランクのスートが切り札になる!

あとは、マストフォローのトリックテイキング。

トリックを取ったプレイヤーが次のリードプレイヤーを決められるってのが変わっている。

多いビットで成功した方が得点は稼げるのだが、ピッタリ取った時のボーナスが高いので、0ビットが強い。

カード購入でお金を消費しないしね・・・

システムは中々面白いのだが、得点バランスが変だね。