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タグ: デウス

デウス:エジプト拡張

評価:7/10

「デウス」の拡張。

色ごとに丸っと入れ替えられる新建物カード。

カードの新要素として、カード上部に「x1アクション」がついた。

そのカードを配置したときに1回だけ発動するアクション。

あと、自分の建物が〇個以上建っているマスにしか建てられないっていう条件を持つ建物カードが追加された。

あと、色ごとに新要素がついている。

青カードは、マーケットボードの追加。各素材の価値が変動するようになった。青カードの「x1アクション」で変動が起きる。

黄緑カードは、バークっていう資源保存庫の追加。これに収まらない資源は手番終了時に破棄しないとイケナイ。黄緑カードの「x1アクション」でバークを手に入れられる。

黄カードは、強力で多様な「x1アクション」。

茶カードは、最後に配置した茶建物の下に置くスカラベトークン。茶建物のアクションで使われる。

赤カードは、「x1アクション」でコンバットトークンが手に入る。このコンバットトークンを消費しないとメインアクションできないカードがほとんど。

紫カードは、ゲーム終了時得点じゃなくて、「ゲーム中に得られる恩恵」や「ゲーム中にアクションを行うことで得点」になっている。

基本ゲームだと赤カードが強い印象があったが、この拡張だと弱くなっている。

あと、黄カードの「x1アクション」が派手!

基本ゲームだと序盤の動きが地味に見えるので、そこら辺のバランスをとったのかな。

基本ゲームのセオリーは通用しない。

何回かやると拡張の動き方が見えてきて面白くなってくるのかもしれないが、今のところ軍事が弱体化したことと、建築条件の追加で盤面のインタクションが弱まっているのは残念。

複雑化しているので「デウス」やり込み派用の拡張であることは間違いなさそう。

デウス

評価:8/10

カードコンボによる拡大再生産。

今年のスカウトアクション5位。

手番でできることは、「カードをプレイする」か「カードを捨てて手札を5枚にする」のいずれか。

どちらの選択も平凡っぽく聞こえるが、ひとヒネリ効いている。

まず、カードプレイ。

プレイしたカードは色ごとに分けて自分の前に並べていく。

今プレイしたカードの効果が発生するのはもちろんなのだが、以前プレイした同じ色のカード効果も全て発生する。

同じ色のカード重ねると、どんどん効果が強くなるってわけ。

で、カード捨て。

カードを好きな枚数捨てて、手札5枚になるように補充する。

捨てたカードの中から1枚を選んで、その色によって様々な恩恵を受けられる。

お金を貰えたり、資源を貰えたり、カードを追加で引けたり・・・

これが、かなり強力。

ルール読んだ感じだと、「手札補充時のおまけボーナスね・・・」ぐらいに思っていたのだが、むしろこのボーナスがメインになる。

特に序盤はカード効果が累積していないので、カードを残すよりもカードを捨てるのを優先する。

が、ホントに取っておきたいカードは捨てずに手札に残したい。

そうするとボーナスが若干弱くなるっていうジレンマ。(ジレンマっていうには弱い気がするが・・・)

そういうわけなので、手札はバシバシ捨てて、カードはグルグル回る。

こうすることで、カード運を和らげてる。やるね!

他にも、プレイ中に細かいバランス調整の気づきがあって(ほほぉ)ってなるよ。

プレイ感は派手なんだけど、意外と練られてるんじゃないかな・・・

カードコンボ系のゲームは苦手なんだけど、カード効果自体は2,3回プレイすれば把握できるぐらいにまとまっている。

ソロプレイ感は強めだけど、陣取り的なからみは残っているし、資源が有限なので、そのらへんの駆け引きもある。

これぐらいの程よいプレイヤーインタラクションは、万人受けしやすいんじゃないかな。

(追記)

何回か遊んでみて、慣れてくると他プレイヤーとの絡みも十分あるし、バランスも取れてそうなので評価アップ。

評価7から8へ。

拡大再生産のゲームなので、脱落すると厳しい。

4人プレイだと脱落時間が伸びちゃうので、初回プレイはできれば2人、多くても3人プレイが良さそう。